2年前の睦月下旬の弊ブログに
寄席に行ったと書いた(22.1/22)
という内容から入り、
今月24日、池袋演芸場に
隅田川馬石めあてに行ったよ。
と綴った昨日の『麒麟琳記』の続き。
なので一枚目は水曜のと同じ写真。
寄席の外観。
昼の部のトリ、三遊亭白鳥の幟。
師匠が円丈だけにハチャメチャな
新作落語が売りで、
この日も彼のファンが客席を埋め、
ドッカンドッカン、ウケていた
弟子のぐんまと青森は日替わり。
私の父は五所川原産なのだが、
偶然にも月曜は青森の出番。
これも縁というものか……
さて高座なら、このあたりで
羽織を脱いで枕から本題へ。
六月下席(21〜30日)の昼は、
金原亭駒平と三遊亭萬都の
二ツ目昇進披露から始まった。
それを意識したのか馬石は
『鮑のし』を喋った。
息子が結婚する大家さんの所に
五十銭の尾頭付きを持って行けば
お返しに一円くれるはずと
妻から口上を習って行くのだが……
という落語らしい筋。
彼の真骨頂は人情噺なのだが、
古今亭志ん生の得意ネタとした笑いも
馬石らしい絶妙の間を効かせ、お見事。
演劇もだが、落語も生に限る!