箱根駅伝vol.101の熱き闘いから
はや4日が過ぎた。
青学は昨年自らが叩き出した
タイムを塗り替えての連覇
復路は駒澤が意地をみせ制した。
(こちらも復路新記録!)
國學院は3冠を逃したが、
往路のあの位置からの巻き返しは
(復路に駒を残していたとは言え)
流石の二冠校!!
(出雲と全日本で優勝)
24年度は結果、三大駅伝のトップ3を
上記3校で席巻し、違いを見せつけた。
我が東洋は、二枚看板を欠くなか
何とか連続シードを20年に伸ばした。
(現在進行形では最長)
さて、96回大会から優勝は
青学と駒澤が分け合っている。
その二強に割って入った國學院は
近年野球でも力をつけて、
今シーズンのドラフトでも
エースピッチャーが指名され、
5年連続でNPBに卒業生を送り込む。
弊blog9月16日付の「育成」で触れた
同大の投手シャピロ・マシュー・一郎は
残念ながら指名から漏れた。
9.16で詳しく書いたが、
大学での実績は2試合0勝1敗。
アクシデントで高校時代の力を
発揮できなかったわけではなく
国学院栃木高の3年間で、
なんと公式戦の登板ゼロの投手だ。
でありながら、ドラフト会議前に
注目の集まった一人である。
身長191cmの右腕は独立リーグの
富山GRNサンダーバーズに進み、
憧れの「プロ野球」を目指す。
大学卒業後の進路でいえば。
我が鉄紺の石田洸介はSUBARUへ。
故障などで発揮しきれなかった
ポテンシャルを爆発させる!
8期上の東洋大の先輩
「口町ロケット」こと口町亮や
パリ五輪3000M障害8位入賞の
三浦龍司らが所属する強豪。
ニューイヤー駅伝での最高成績は
2022年の準優勝!
今年は5位と気を吐いた。
ちなみに6位は住友電工。
「箱根」の解説でもおなじみ
早大卒の渡辺康幸が率い、
短距離のオリンピアン多田修平、
小池祐貴らもいるチームには、
野村昭夢、白石光星らが入社する。
ともに青学優勝メンバーで、
野村は56分47秒で山を駆け下りる
驚異的記録で、金栗杯とMVPを
ダブル受賞
これまでの最優秀選手賞「金栗杯」に
今大会から新たに優勝チームの
立役者に贈られるMVPが新設され、
その初代受賞者となった。
昭夢の実兄は、東洋大3年次の
箱根9区区間賞の野村峻哉。
4年は65代主将を担ったが怪我に泣き
三大駅伝すべてに出走できず、
安川電機へ。2020年引退。
嗚呼、たらればはないけれど、
昭夢にも鉄紺に来て欲しかった
閑話休題。
その野村から襷を受けた白石。
初めての箱根は区間9位と
手堅くまとめた。
同じ学年ながら、道筋はさまざま。
当たり前だけれど。
タイトルとは裏腹に
マシューについて余り書いてない。
書かないでいうと、
『箱根』の回数をvol表記したのを
みたことがないな〜。