母のお世話になっている
介護施設での
インスピレーションから
駄文を書いた、
のが去年のクリスマス。
図に乗って、その見舞の折に
働いていたベトナム人職員さんの
笑顔から触発されたフィクション。
ニャットは日記。
つまり、架空のグエンさんの日記。
小さい頃から憧れていた日本で
働くこと3年。
第2号技能実習がまもなく終わる。
ですけれど、そうゆうムズい話は
面白くないのでやめます。
生まれ育ったベトナムの首都ハノイより
ずっと小さい町での生活にも慣れた。
バスで特急の駅へ出れば不便はないし、
冬には故郷では見られない雪も降る。
一番嬉しいのはハノイのシンボル
ホアンキエム湖と少し似ている池が
施設の近所にあること。
大きさは10分の1ぐらいですが、
利用者様をお世話して「ありがとう」
と言われるのと同じくらい嬉しい。
その湖畔を歩くことは。
悲しいことも少しはある。
アナウンサーのミトちゃんが結婚。
でも、EPAインドネシアのスリさんが
夏から来て、初めて私に後輩ができた。
励みになって頑張りました。
イスラム教徒の彼女はお祈りが必要。
その場所が欲しいと相談したが、
この施設はとても小さい。
まだ場所はないからかわいそう。
次の夏休みにはハノイに帰りたい。
その前、春には妹が来日です。
大学に合格して一緒に住みます。
それも大変嬉しいです。
勉強もですが、雪も見たいと言いました。
でも寒いのは苦手です。妹も苦手。
だから雪は少しで大丈夫。