麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

うせもの

2020年05月04日 | 身辺雑記
いやはや兎に角、なくしものが多い。
一番は、網棚に鞄だの上着だの載せて、
電車を降りてしまうパターン。

店のカウンターの下に物を置いて
忘れて出てしまうのが、二番。

でも日頃の行いが良いせいか、
ほぼ返ってくる。返ってくるから
反省しないのだろうか……。
単なる脳機能の問題か……

月曜日に電話がきて、
着信の下四桁が0110だった。
今度は何を落としたかな?と、
スマホの緑色の丸いのを右にスライド。
パスポートであった。

三月なかばに「夫婦50割」で
映画を観る為に持って出たな。

てことは一ヶ月以上経っているぞ。

その電話を受けた時は、在六本木。
翌日に、と電話を切ったが雨が降った。

昭和の日は遺失物係の窓口が休み。
……まぁ、細かい経過はさておき、
「緊急事態宣言」のなか警察署へ。

つまりは、先月末の話。
と書くと随分日にちが過ぎて感じるが、
まだ二日だ。
文頭からあとに出てくる※印まで
時制は5月2日である。

街には人が少なかった。
薄緑の制服を纏った路駐取締官達が
やけに目立っていた。
まじめな我が国民は頑張って「自粛」。
ゆえに違法駐車もない。

ただ彼ら彼女らの仕事まで奪ったら、
益々経済は衰退するわけである。

とか頭の中グルグルしつつ池袋署の
自動ドアをくぐり抜けた。

遺失物係のカウンターには先客。
やや足元と口許がおぼつかない青年と
おまわりさん二人。
台上に、鞄とビニール袋と缶チューハイ。
揉めているようだ。
青年は時折大きな声を出し、警官が宥める。

中途からの目撃だから詳細は不明だけれど、
110番した青年が、現場で少々意味不明で、
場所を署に移したようだった。

医療現場で戦う方々に敬意を表するように
命を張るポリスマンにも改めて感謝。
そして。
前段のような「ややこしい案件」は
むしろストレスだろうと思う。
……演出家は決して屈強ではないが、
青年の不条理な言い分を上手に解読し、
新たな方向に導く点でお役に立てるやも。

まだ続く押し問答を背に思ったりもした。





5月4日、「延長」が発表される予定。
さらに三週間。
仕事の機会を失うレベルから、
仕事そのものを喪う人が爆発的に出る懸念大。
傘とか財布とかいう話ではなくなっている。

議員報酬二割減から、手当も含んだ返納を!!
という声・・・しかも絞り出すような訴えが聞こえます。
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