タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

市街地の山歩き

2012年01月10日 | 山歩きから
 仲間たちと牛田山に登ってきました。

 と言っても牛田山がどこのどのような山か分かる人はごく少ないはずですが、、、、、。

 牛田山(261.1m)は広島市東区にある市街地の山です。新幹線広島駅の北口から歩き始めて、東照宮、仏舎利塔、尾長山そして無名の176.0mのこぶを越えて山頂に至ります。

 牛田山からは不動院に下山するつもりでしたが、途中からメンバーのリクエストを受けて牛田新町に下り、そこから市街地を歩いてJR横川駅まで歩きました。

 何度も歩いている山なので計画はあってないようなものでも対応できるのです。

     

 出発は東照宮。広島駅のすぐ裏にあります。

 ここで少しおそい初詣を済ませてから「登山モード」に切り替えます。

  

 神社の裏から常緑樹の中の階段を登ります。標高差は少ないのですが、歩き始めの階段道はいつ歩いてもきつい思いをします。

 標高差100mチョッと登ると尾根に登ります。そこから少し東に歩いたところに仏舎利塔があります。

  

 神社のあとは仏舎利塔。何とも有難いコースですね。言い忘れましたが東照宮の裏にあるシリブカガシの群落は全国的にも珍しいものだと聞いたことがあります。路上にはたくさんのどんぐりが落ちていました。

   

 そのあと尾根上の住宅地を通って尾長山に登ります。頂上からの展望は良くて、広島湾の海や安芸の宮島、県の中部の山まで見通すことが出来ますが、今日は写真のようにもやっていたので展望を楽しんだ、とは言いがたいものがありました。

  

 ここから道は北向きになります。落葉樹の中を歩きます。ヤマガラ、コゲラ、メジロなどの混群に遭遇しました。この冬になって初めて鳥を見たような気がします。

    

 牛田山山頂から南、広島駅や広島湾方向を見たところですが、、、、、ご覧のようにスカッとした展望は得られませんね。

  

 そのあとも尾根歩き。落ち葉の道を歩いて市街地に下ります。

 そこからはアスファルトの道を延々と歩くことになりますが、この時期は暑くないのでおしゃべりしている間にいつの間にか目的地に近づいていきます。

  

  

 徒歩ですから車の走る道を歩くばかりではありません。京橋川のそばを歩くのは快適なものです。

     

 このあたりは市街地の中の探鳥地で、タカ長も鳥を見はじめた頃には何度も通ったものです。しかし、最近は鳥の数も少ないようで足が遠のいています。

 広島駅を基点に反時計回りに歩き、広島駅の一つ西の駅、横川駅まで歩いて今日の山歩きは終わりました。

 19,800歩。この時期としてはそれなりに快適な山歩きでした。




本物は違う

2012年01月10日 | 日々雑感
 昨日のタカ長は隣町のホールに音楽を聴きに行きました。ガラにもない、、、と思われても仕方ありませんね。最近はほとんど行っていませんから、、、、、。

 山の仲間から誘われていったのですが、そのチケットは何かに応募して当ったのです。それで4枚チケットが手にはいり、タカ長とタカカノ、そして別の仲間を誘って4名で行きました。

 タカ長など平素の行いが悪いのか、くじ運には恵まれない星のもとに生まれているのか、とにかく当ったことがありません。くじに当るとしたら、、、、、○○に当りました、つきましては◇◇新聞を一週間試読していただきます、、、、、と言うような、くじとは言ってもくじでないようなものだけです。

 その点彼女はよくくじを当てるので重宝していると言えば言えます。くじ運とか言うのも確かにあるようですね。

     

 昨日行ったのはこれです。

     ウィーン交響楽団
             ヨハン・シュトラウス アンサンブル

             指揮・ヴァイオリン  アントン・ソロコフ

 演奏されたのは、、、、

     ツィゴイネルワイゼン    ワルツ「美しく青きドナウ」  など12曲とアンコール曲が3曲

 音楽音痴なタカ長の知っている曲は上記の2曲だけなのです。そのような状態ですから昨日の演奏会についてのコメントは出来ませんが、、、、、、

 やはり本物は違うと言うのが素直な印象です。

 仮に、目隠しされて行って、どこの誰が演奏しているのか分からない状態であっても、、、、、、彼らの音に引き込まれていたはずです。

 音色と言うか、音の輝きと言うか、、、、、、やはり本物は違うのです。素人にもそれだけは分かるのです。

 「ツィゴイネルワイゼン」を演奏したアントン・ソロコフのヴァイオリンの音には、本当に引き込まれました。心をわしづかみにされた感じでした。

 下衆な私たちは帰りに「あの楽器はいくらするのだろうか?」などと楽器の値踏みもしましたが、、、、、

 もちろん彼らの使っている楽器は高価なものでしょうが、しかし、高価な楽器を使えば誰でも良い音を出すことが出来るわけではないはずです。

 遠くウィーンから田舎町にやって来て、素晴らしい音を聞かせてくださったメンバーの皆さんに感謝、感謝です。

 この演奏会は今夜は松山市。それ以降の予定は、、、、

   11日(水)  18:30開演   iichiko総合文化センターiichikoグランシアタ(大分市)
   12日(木)  19:00開演   崇城大学市民ホール(熊本市民会館)大ホール(熊本市)

   14日(土)  15:00開演   秋田アトリオン音楽ホール
   16日(月)  18:30開演   釧路市民文化会館大ホール

 会場でいただいたプログラムにはそのように紹介されています。

 お近くの人がいらっしゃいましたら、本物の音楽を聴くチャンスですよ。