タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日は団地の日?

2013年12月01日 | 日々雑感
今日のタカ長は、、、、、、、

     

朝の8時からは町内の一斉清掃。例によってあまり役に立たないタカ長ですが、参加するだけは参加し、チョッとだけ取材して、、、、

そのことを団地のホームページに公開し、そのあと10時からは「防災講座」に参加して取材、、、これもまた団地のホームページに公開したのですから、、、、、

これではまるでタカ長団地に就職したよう???

     

防災講座には50名くらいの参加者がありました。

この講座には地元の消防署から3名の隊員の人に来ていただいて指導を受ける予定でしたが、この日の朝火事があり、そちらのほうに人をとられて隊長さん一人で対応していただきました。

この種の講座、現場の先頭に立っている人に来ていただくのですから何が起こるかわからないのです。いつかの年は講座の真っ最中に緊急事態発生、講座に来ておられた隊員全員が緊急出動、と言うこともありました。

消防署の救助隊の人は暇をもてあましているほうが良いのでしょうが、現実にはそのようなことはないようですね。

     

そのような理由でプログラムの変更があり、3.11の大災害で「釜石の奇跡」と言われた避難実現のために、事前に防災指導をされていた広域首都圏防災研究所センター長の片田敏孝群馬大学大学院教授のお話をおさめたDVDを見ながら指導を受けました。

その中で印象に残った話です。

東北地方には「津波てんでんこ」と言う先人の教えがあるそうです。

大地震が起きたら子は親のことなど考えないで、親はこのことなど考えないでとにかく逃げる、自分の身を守ることを考える

と言うのがその教えです。一見非情とも思える教えですが、そのことが災害を最小限に抑えることになると言うことです。もちろんその前には、日ごろから防災について話し合い、何かあったときは、自分の子どもは逃げてくれると言う信頼関係が出来ていることが大前提になります。

大災害は家族が一緒にいるときに起こるとは限りません。それぞれがばらばらになっているときに起こっても、自分の身を守っていれば、ことが落ち着いたときに親は子を探しに、子は親を探しに行くことが出来るのです。

それが出来ていないと被害を大きくすると言う、先人たちの血の出るような体験から生まれた教えなのです。

     

講座では人の搬送法や体位を変える方法も学びました。

      

          

これが出来ると酔っ払って帰宅し玄関に倒れこんだご主人を女手ひとつで部屋に引っ張りいれることが出来る、と言うのは講師の隊長さんのジョークですが、、、、

体位を変えることなど指2本で、お相撲さんのような大男の横に出来るのですから、、、、、

やはりこの講座に参加すれば何か得るものがあると言うことです。