タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

お元気で良かったぁ、、、、

2013年12月16日 | 日々雑感
野暮用があって、亡くなった鳥友のご主人に会ってきました。

そのご主人は前々から病気がちの人で、何かあるとしたらご主人のほうが先だと、彼ら夫婦を知る人は10人が10人思っていたはずです。ついでに言えば、その鳥友の相棒もどちらかと言えば病気がちの人で、彼女たちを知る人は、誰もが、その鳥友のほうが長生きすると考えていました。

ところが、、、、、、人生は諸行無常、、、、、、私たちの仲間で一番先に逝ったのは元気印だったその鳥友、、、、、本当に人の生き死には分かりません。

     

そのご主人に会うのも久しぶりだったので、、、、

会って、二言三言ことばを交わすだけで帰るのもおかしいし、だからと言ってしょぼくれた感じになっておられて、何か話しても言葉が続かなくて、間が持てないようでは困るのだが、、、、

とお会いするまではあれこれ考えていたのです。しかし、そのような危惧は無用でした。

思いのほかお元気で、鳥友との探鳥旅行の話など長時間話しこむことになりました。

     

その鳥友とは北は北海道から南は九州まで、いろいろなところへ行きました。そればかりではなく、たとえばここに画像を紹介しているカナダのバンクーバーなど外国にも出かけています。

     

ご主人が病気がちだったので、鳥友の兄弟たちは、まさか彼女がそんなに遠くまで探鳥旅行をしていたことはご存じなかったようですが、本当のことを知って、その人たちも喜んでおられたと、ご主人がおっしゃっていました。

私たちの探鳥旅行を理解されて、気持ちよく旅行に出してくださったご主人のおかげで私たちもたくさんの思い出をつくることが出来ているわけです。

元気印だった鳥友としては早すぎる死でしたが、それでも数多くの思い出を残してくれた鳥友のことを、今日もまたご主人をまじえて語りあることができるのは有難いことです。

     

バンクーバーでは上の写真のように、たくさんのハクガンやカモの仲間たちにかこまれてすごすことが出来ました。

それらの想い出はタカ長にとってもタカカノにとっても貴重なものです。その話を長時間できたのもご主人がお元気であったからです。

この様子を天国から鳥友が見ていたら「うちのお父さんはまだまだこちらにきてくれないなぁ」と苦笑しているはずです。

何があるか分からないのが人生ですが、、、、その鳥友との再会は今しばらく先にしてもらいたいと考えているタカ長です。