タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

藪山歩き

2014年11月27日 | 山歩きから
このところのタカ長はローカルの山ばかり歩いています。そのうえに「超」という字がつくローカルな低山です。

とわざわざ言うのはおかしいかも分かりませんね。私たちのフィールドである「裏山」も、全国的に見れば超という字がつくローカルな山なのですから、、、、、。

    

きょう歩いた軌跡です。広島県大竹市の山で、この画像の右下には米軍岩国基地があります。といえば大体に場所はお分かりのはずです。

このような山は中央の有名な山のような登山道はありません。地図を見ても道を示す点線がないところもたくさんあります。そのようなところを歩くのは、少なくともタカ長は、若いときは嫌でした。しかし、歳をとったいまはそのような山にも魅力を感じています。何より静かですから、、、、、。

    

きょう歩いたコースは、、、、このように広い道は最初だけで、、、、

    

ときにはどこを歩いたらよいのか、経験のない人だと戸惑うのではないかと思われるところもありました。しかし、、、、、、

    

尾根道を歩いていると小さな岩が現れ、、、、その上に立つとこのように広い景色を見ることができました。

この風景のなかにはこの冬登る予定の傘山なども見え、私たちには魅力的な風景なのです。

    

きょう登った高鉢山の山頂は平凡な山頂で展望もほとんどありませんでしたが、その手前ではこのような風景を見ることができました。

    

その高鉢山は小さな山なので、この山だけでは時間があまり過ぎます。

そのため地図には名前がのっていない、、、、、、ネットで見ると「黒滝山」といわれているらしい山に向かいました。地図には道を示す点線などまったくないところです。


歩きやすい道、踏みあとを行くと、、、、、

その道は自分たちが行きたいところに向かっていないようでした。だからといって、行きたい方向には道らしいものはないような、、、、、、

繁ってきて藪漕ぎをしないと行くことができないようになっているのかもわかりません。

道を外れていることを認識しながら歩き、、、、、昼食の時間になったところでひき返すことにしました。



運よくそこには昼食に最適な岩があり、その上で昼食をとりました。その場所から見る岩国基地方面の展望です。

平凡な風景といえば平凡ですが、人工物がほとんど見えないこの風景は気に入りました。

写真では見難いでしょうが、、、、中央の遠くにかすかに見えているのが周防大島で、その大島にある嵩山もハッキリ見えました。

もう少し空気がクリアだと四国の山も見えるはずです。なかなかの展望ですね。

    

きょう歩いたところを地図に落とすとこのようになります。

ところどころコースを外れた軌跡が見えますが、それは下見のために歩いてみただけで迷いかけたわけではありません。

このコースを歩きながら、羅漢山、吉和冠山、三倉岳などなど、、、、、、、広島に住む私たちには懐かしい山をたくさん見ることができました。

きょうの山も、、、、、、どんなに贔屓目にみても、、、、藪山なのですが、、、、、、、

それでも満足だったのは旧知の山をいつもとは違う方向から見ることができたからだと思います。