タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

文化の違い

2019年11月28日 | 旅行のことなど
ハッキリしない天気です。
山続きだったタカ長は休養日です。懸案だった広報紙も出来たので、本当にくつろいだ気分です。

    

10年前にベトナムのサパで撮った写真です。レストランの外を見た、平凡な風景です。
そのとき私たちは昼食をしていました。

隣の席では花嫁さんを祝っているようなグループがいました。
そのお嫁さんが可愛かったので、大写ししましたが、その写真は紹介しません。これだけです。

    

花嫁さんは可愛かったのですが、彼らの席の下は、私たちの常識では顔をそむけたくなるくらい散らかっていました。食べがらやナプキンなど、とにかく、散らかり放題。カメラを向けるのも憚られる状態で、写真には撮っていませんでした。

日本では目をそむけたくなる状態でも、文化が違えば考えることは違います。たくさん散らかっているほどご馳走だった、というようなことになるようです。だから、盛大に散らかします。

食卓に出されたものを残さないといけない文化もあります。全部食べてしまうと、食事を供したほうは「足りなかったようだ」と気をつかわれます。だから、出された料理で満腹できなくても、(いまのタカ長にはそのようなことはありませんが、、、、)とにかく、残さないといけません。

    

道を歩いている牛を撮った写真ではありません。
ここはネパールのごみ処理場です。タカカノたちはここで探鳥して、20種類の鳥を見ていました。

    

とにかく、ネパールではこのようなゴミが、多くの場所に放置されています。シッカリと勉強していないのでコメントできないのですが、、、、

これも「文化の違い」なのです。マナーの問題ではありません。

    

しかし、文化の違いとは言え、このようなプラスチックごみが、大きな谷を雪渓のように埋つくしていると、今の時代では「文化の違い」ということで済まされなくなります。

そのため日本などの協力を得ながら、この文化の違いを克服する努力がされているようです。しかし、その活動は緒についたばかりのようで、多くのゴミが放置されている状況に大きな変化は見えないようです。

    

前回よりキレイに片づけられていた、とタカカノたちと一緒だった人が話されていたようですが、この「文化の違い」を乗り越えるには多くのパワーと時間が必要なように感じました。

ネパールの写真はすべて鳥友が撮影したものです。