タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

臨時首都記念館

2011年05月11日 | 韓国情報
 今日も予報どおり雨です。昨日より雨脚が強く若干ですが風もあります。

 そのような天気の中、相棒と町を歩きました。その行き先のひとつが「臨時首都記念館」です。

 ここを訪れる日本人はチョッとした韓国通???

 正直言って今回プサンに来るまで、タカ長が日常的に生活するモーテルから歩いてゆける距離にそのようなものがあることを知りませんでした。今回初めてネット情報で知り訪ねたわけです。

 臨時首都とは朝鮮戦争当時プサンに首都機能が移されていたことを意味し、その当時の建物が記念館として一般に公開されているのです。

       

 1950年におきた朝鮮戦争では開戦後わずか3日目に首都ソウルが陥落しました。そのため1950年8月18日にこの建物に首都機能が移されたわけです。この建物は1926年8月10日に就航した木造2階建ての建物です。1926年から1949年まで慶南道知事官舎として使用されていました。

 その建物を臨時首都として使用したと言うわけです。

 知事官舎として建てられたので一般の家よりは大きなものですが、しかし、一国の首都としてはいかにも手狭で当時の切迫した状況が見えるように感じました。

 タカ長も子ども心に覚えているのですが、朝鮮戦争では最初北が優勢であっと言う間にプサンの近くまで攻め込まれました。ナクトンガンが最後の防衛線になったようです。

 その後アメリカ軍のインチョン上陸作戦が成功して形勢は逆転、南はソウルを奪還しますが、こんどは中国が参戦して激しい線とが繰り広げられました。そのため首都は再びプサンに移されたわけです。

 その間の3年、1000日間ここに臨時首都が置かれたわけです。

        

 その概略は記憶にありましたが、そのことはタカ長にとっては歴史的事実として記憶しているだけでした。この記念館を見学して強く感じたのは、そのような南北の攻防の影に多くの韓国の人たちの地のにじむような苦労があったということです。
 
 考えてみれば極々当たり前のことですが、朝鮮戦争を単なる歴史的事実としてしかとらえていなかったことを恥じる思いがしました。朝鮮戦争時代韓国庶民は食うや食わずのギリギリの生活を続けていたわけです。いつの時代のどの戦争でも一番苦労するのは一般の国民なのです。

 そのことを強く感じた見学でした。

       

 書斎。戦争当時の李承晩大統領は執務の続く中この部屋で休息を取り、食事をするなど多くの時間を過ごしたといわれます。

 大統領の蝋人形が精巧でハッとするようでした。

       

 李承晩大統領夫妻の寝室。螺鈿タンスや箱など寝室を装飾するための生活家具が置かれていました。

       

 応接室。朝鮮戦争当時、実質的に大韓民国政治の最終決定と対外的な外交業務が行われた部屋。

       

 これはトイレ。表向きの業務の場だけでなくトイレや風呂、食事をする部屋や台所なども公開されていました。いろいろな記念館がありますがトイレまで公開しているところがほかにあるのかどうか、タカ長には分かりませんが、このような公開で生活の香りも感じることが出来ました。

 初めて訪れた小さな記念館ですが、今回のプサン滞在のいい思い出になりました。

 プサンにこられる機会があれば、チャガルチや国際市場だけでなくこのような場所も見学されるようお勧めします。


       


雨のプサンから、、、、

2011年05月11日 | 韓国情報
パソコンのことが分からなくて、、、、

 今日もプサンは雨です。梅雨のような雨が降っています。

 昨日のブログで紹介したように、昨日はタカ長の知らないプサンの東部の町を歩きました。そこでいろいろ写真を撮ったのですが、、、、、何故か画像がパソコンに取り込めなくなりました。昨日はデジイチしかもって行かなかったのでお手上げです。広島に帰ってからデスクトップのパソコンでトライしてみます。もしダメでも広島に帰れば教えてもらえる人もいますから、、、、。

       

 同じデジイチでSDカードをかえて撮るとご覧のように通常通りのことが出来ました。何でこうなるの?パソコン音痴のタカ長にはそこが理解できないのです。

 タカ長が泊っているモーテルの出入り口です。ご覧のように温泉マークつきです。タカ長の部屋はあの温泉マークの向こう側でしょうか?

       

 タカ長の部屋から見る小さな風景です。レンガ造りの建物は教会です。右側が竜頭山公園で、この画像の右側に向かってあがっている階段を登ってゆくことができます。階段がいやなら教会のそばを歩いて行けば竜頭山公園の正面に出られます。

 プサンで生活するには何かと便利なところです。

       

 昨日は相棒とサンゲタンを食べました。プサンに来たら一度は行ってみたい店のサンゲタンです。

 トリカノは鶏肉を食べないので家庭で鶏を食べることはありません。そのため外で食べることになるのですが、、、、だからと言って再度行くことはありません。タカ長が歩き回っているナンポドン一帯には数多くの店がありますから、、、、。

 今日も雨のため観察休止です

 梅雨のような雨ですが、白黒がハッキリしている天気ですから対応するのは楽です。今日も観光。明日は予報的には遅めの出勤、そしてそのあとの5日間が勝負、と言うことになりそうです。

 今は韓国全土の天気が良くないのでハチクマも動いていないはずです。明後日アタリから動き始めて週末からヤマが来て、、、、。

 と言うことはタカ長観察地にヤマが届くのは来週はじめ???

 週はじめが休みのキョージュのにんまりとしている顔が見えるようです。

プサンからこんばんわ。

2011年05月10日 | 韓国情報
 今日は雨。観察を休止してプサンの東部の町、水営区に行きました。

 市立美術館を見て、、、、ワールドカップの抽選会も行われて大きなコンベンションセンターに行き、隣のショッピングモールを見て、、、、、タカ長の知らなかったロッテ百貨店で遊び、、、、、。

 気がつけば1万数千歩も歩いていました。

 写真も撮りましたが、、、何故か調子が悪くて画像をパソコンに取り込むことが出来ません。

 そのため何も出来ないまま今夜はお別れします。


プサンでの観察~5月9日

2011年05月09日 | タカの渡り
仲間がやって来てくれましたが、、、

 今日のプサンは曇予報。

 いつものように観察地に出かけると深い霧。霧は霧でも昨日と違って曇予報の霧です。結果的に言えば一度も晴れることはありませんでした。

 今日から参加する仲間も来てくれましたが、、、、タカが出たのは2回だけ。ハチクマでした。

       

 9時頃霧が少し薄くなったときに観察地のすぐ前を左から右へ飛び去りました。近と言うことは早いと言うこと、タカ長のウデでは例によって少し遅れて後追い写真になりました。早く撮れれば前から撮れているのですが、、、、、。

       

 昨日とは逆に今朝は海面の霧は薄くなりました。しかし、肝心の山側は霧が晴れなくて、、、、そのうちに雨も降ってきたので12時に撤収しました。

       

 観光客の来ない早朝、リスが下の食堂に通じる通路まで下りてきてエサを採っていました。何を食べているのでしょうか?


 仲間が来てくれて戦力は倍増しましたが、明日から3日間雨予報が出ています。朝から雨になればもちろん観察は中止します。

 昨日あれだけいたハチクマやサシバはこの間どうするのでしょうか?ハチクマホテルとしてはテジョンデの山は部屋数が不足しているようにも思えるのですが、、、、、。

本日の話題
 
 これと言った話題のない今日ですが、、、、、行きのタクシーの運転手さんは面白かったです。
 
 半分くらい走ったところでラジオをかけてくれました。丁度音楽を放送していました。
 「韓国の歌は良いですね」 と言うと、、俄然話に乗ってきて、、、。と言ってもタカ長はほとんど韓国語を聞き取れないので彼との話がかみ合っているのかどうかも分からないまま、ヒョンチョルさん(プサン出身の歌手)は好きとか、李美子(イ・ミジャ)は良いとか話すと、彼は運転しながらヒョンチョルのヒット曲を歌ってくれました。
 この間スピードを落として運転です。と言ってもタカ長の町のタクシーよりは早いでしょうが、、、、。

 それだけではありませんでした。彼の口から橋幸夫の名前が出てきて、「潮来笠」を口ずさむほど。その「潮来笠」は韓国語にもなっているのか、彼の歌は日本語と韓国語がチャンポンになっていました。
 タカ長も「潮来の伊太郎、、、、、」と歌ったのは言うまでもありません。

 チョッとオーバーに言えば星の数ほどいるプサンのタクシーです。あの運転手に再び逢うことはないでしょうが、、、、出来るものならもう一度乗り合わせて、こんどはタカ長の好きなイ・ミジャの歌を一緒に歌ってみたいと考えています。
 
 そのときがあればタカ長の先輩の好きな「フクサンド・アガシ」にしようか、、、、それとも???「ヨジャエ・イルセ」(女の人生)は難しいし、、、、、、。
 
 しようもないことを考えている今日のタカ長です。

プサンでの観察~5月8日

2011年05月08日 | タカの渡り
やっとそれらしい雰囲気が出てきましたが、、、

  今日の観察結果

  5月8日    晴 ただし終日霧

     観察時間    5:40~13:30

         ハチクマ        34
         サシバ         22
         ハイタカ        11

 今朝は張り切って観察地に向かいました。天気予報が晴れだったからです。

 晴れは晴れでも今日のプサンは霧でした。昨年も霧に泣かされたことがあります。そのことが思い出されて気が重くなったのですが、とにかく観察地で粘ることにしました。

 2時間後空が明るくなり、それとほとんど同時に1羽のハチクマが渡ってゆきました。

 そのあとも西から霧が流れて来ました。霧の間での観察、と言うことでしょうか?

       

 前半はどちらかと言えばハチクマ、後半はサシバが多く渡ったようです。そのサシバですが多いときには20羽くらいが観察地の上でタカ柱になり、渡らないまま山に消えたり、、、その中の何羽かが対馬方向に渡って行ったリ、、、、、

       

 そのようなことが何度も見られたので数字以上に楽しむことが出来ました。そのような中で今日一番近かったのは、、、、、

       

 頭が長く写っていますがこれはサシバです。観察地の前の木の間から現れて上空でゆっくり帆翔してくれました。しかし、このサシバは渡りませんでした。

       

 これが同じサシバです。近くても画像が何となくクリアでないのは霧のためです。霧の中を飛ぶサシバやハチクマを撮ってはいますが、タカ長のノートパソコンは動きが遅いので、今日撮った画像すべてをチェックして紹介する時間がありません。

       

 海上は終日霧が深くドラの音がいつも聞こえていました。今日は日曜日で観察地の下を遊覧船がフル運航しているようでした。この霧では船長さんの苦労も大変なものがありそうです。

 海からの霧がますます深くなったので撤収しました。

 町に帰っても霧。昨夜からの霧が晴れないようです。そのような条件の中では上々の成績だと言えそうです。

 少なくともタカ長はそのように信じています。霧でまったく見えなくても文句は言えないのですから、、、、、。


プサンでの観察~5月7日

2011年05月07日 | タカの渡り
天気が悪くなりました

 未明から雨。

 いつもより出発を遅らせて観察地に着きました。雨は出発時からあがっていましたが、観察地は厚い雲におおわれています。
 上空の雲は西から東にかなりのスピードで流れていました。

       

 その後8時頃から霧が西から東にむけて流れ始めて、、、、

       

 風が南西に変わると観察地のすぐ上まで霧につつまれてしまいました。

 この間に合計4羽のハチクマが観察地のすぐそばに姿を現しましたが、タカ長のウデでは写真に収めることが出来ませんでした。

       

 タカ長に出来たのは観察地のまわりの松の木を走りまわるリスを写すことくらいです。2匹のリスが松の木の中を走り回っていました。

       

 帰りに海辺に出てみるとご覧の通りです。視界がきくのは海面から何メートルあるのでしょうか?

 これではヒヨドリのように海面すれすれを渡ってくれない限りタカを見つけることは出来ません。

 と言うようなことで11時に観察を終了しました。そのためこれと言った話題がありません。

 そこで、、、、

       

 トビきりの韓国美女を紹介します。

 昨日竜頭山公園の野外常設舞台で行われた「ウリガラク ウリマダン」(我がリズム我が舞台)と言うイベント。昨日は少し早めに行って写真を撮りました。

 太平舞と言う舞踊です。

 「王と王妃、そして太平盛大を祝福するための踊りで、動きが繊細で優雅、、、、、」とパンフレットに書かれています。

       

 タカ長としてはチャングムやイサンの世界に連れて行かれた気持ちで美女たちの舞を楽しみました。

 明日は釜山芸術団の公演が予定されています。公演は4時からなので時間を合わせて見に行きたいと考えています。

 それでは曇り空のプサンからこれでお別れします。




プサンでの観察~5月6日

2011年05月06日 | タカの渡り
タカ長ひとりが蚊帳の外???

 タカ長観察地も出はじめました。内山峠は順調に数を伸ばしています。

 その中でさえないのがプサンの記録。昨日も今日も東よりの風が強くて、ハチクマの第一波はプサンをかすりもしなかったようですね。コジェドからはそこそこのハチクマが対馬に向けて飛び出して行ったはずです。

 記録的に言えば「タカ長ひとりが蚊帳の外」になったようです。

 それは良いのですが明日からの天気予報も良くないのが気になっています。今日あたり小爆発を期待していたのですが、東よりの強い風に期待をそがれた感じです。

 雨の日は雨の日の過ごし方はありますが、、、、、しかし、何日も天気が悪いと面白くないですね。天気予報が外れることを願っていますが、案外このようなときには「アタリ」になったりして、、、、、。

今日の観察結果

  5月6日      曇

     観察時間       5:45~12:30

        ハチクマ          15

 太宗台展望所は風が強くて、その風が昨日と違って観察地点にまともに吹き付けてきました。気温は12℃でしたが体感温度は下がって我慢できないので早々に2番観察地に移動しました。上記の記録は2番観察地のものです。いつもの観察地はトビも飛びませんでした。

 陸上部は昨日と同じように風が吹いていましたが、洋上部の白波はほとんど見ることが出来ません。渡りの条件としては昨日よりはるかに良いはずなのですが、、、、、、、。

 10時台は3羽のハチクマが2番観察地の周りを飛び回りました。ハチクマに遊んでもらった感じです。

 そのあとどこからともなくハチクマが現れて一時は20羽くらいが帆翔していました。しかし、渡って行ったと思われるのはその中の13羽だけです。

 何となくハチクマの密度が高くなっているように感じたのですが、、、、、、明日は飛び出して行くのでしょうか?天気が気になりますね。

       
 
 10時台に一緒に遊んだハチクマの1羽です。海と一緒に撮りたかったのですが、なかなか良いところを飛んでくれませんでした。

       
 
 このような写真を撮るときは露出の補正をどうするのか???
 タカ長には良く分からないのですが一応プラス補正して撮りました。そうしたら、、、、

       
 
 突然海ヌケで現れて、、、、、、何とか画面にはとらえたのですが露出の補正などする時間はありませんでした。

 タカ長としては観光遊覧船と一緒に撮りたかったのですが、、、、 

       

 何とかゲットしたのがこの1枚です。ハチクマを海ヌケでと言うのが願いですが、、、、なかなか思うように飛んでくれません。

 ハチクマと遊んでいたら突然ハイタカが至近距離を、、、、、、。

 あわててカメラにゲットしたときはいつもながらの後追いでした。

 まぁ、これがタカ長の実力ですから仕方ありません。

 それにしても明日の天気。早起きして、空の様子がわからないままタクシーで太宗台公園の入り口に着いたとたんに雨になる、と言うパターンだけはお断りしたいのですが、、、、、。


プサンでの観察~5月5日

2011年05月05日 | タカの渡り
今日の観察結果

 5月5日    快晴

    観察時間     5:45~12:00

      ハチクマ         5

 以上がすべてです。

 5時前にモーテルを出て観察地へ。その努力のわりには寂しい結果ですが、、、、

 それなりに見ものはありました。

       

 観察地に現れたハチクマ。何枚か写真を撮ったら建物の陰に消えました。あわてて反対側から探すと、いつの間にか1羽が3羽にふえていました。今日の観察地は強い風が吹いています。観察地は影島の突端にあるので風が舞っています。風向は北東になったり南西になったりして一定していません。しかし、海上は東よりの風で風力は5以上になっているはずです。

       

 その風にあおられるように高度を上げたり下げたり、、、、とても帆翔と言える状態ではありません。大きく孤をえがいたり、水鳥のように反転するような動きを見せたり、、、、、。

       

 これでは渡らないだろう、と勝手に判断していました。しかし、そのハチクマたちはそれから高度を下げて海上を南東方向に出て行きました。

       

 観察地のすぐ前にはセンド(生島)と言う小さな岩礁があります。その方向に向けて飛んでいって、その島から吹き上げる風を利用して少し高度を回復し、、、、そのまま対馬方向へ羽ばたきながら渡っていきました。

       

 センドとハチクマをワンショットに収めたかったのですが、なかなかうまく撮れませんでした。画面の右上に2羽のハチクマが移っているのが見えるでしょうか?

 あとの1羽は少し遅れて同じように渡ってゆきました。かなり執拗に追いましたが引き返すような気配はまったく見せませんでした。

 終始羽ばたきながらこの海を渡れるのか心配になりました。

 もう1羽のハチクマは観察地点の右上に現れて羽ばたきと滑翔を繰り返しながら平然と渡ってゆきました。気象条件は変わらないのにこのハチクマと先の3羽のハチクマはまったく違う渡り方をしていました。

 それを見たのが今日の救いです。早起きは3文の得があったようです。


プサンでの観察~5月4日

2011年05月04日 | タカの渡り
今日の観察結果

5月4日   晴一時曇

   観察時間     6:00~13:00

       ハチクマ          27
       サシバ            1

 8時台によく飛んだので50羽以上を期待したのですが、、、、

 終わってみれば27羽。昨日「太宗台の休日」を楽しんでいたハチクマが出払ったあとは完全に在庫切れの状態になりました。

 明日からが心配されます。10時に1羽のハチクマが渡った後はトビも出ませんでした。

 特記事項は何もありません。

       

       

 タカカノたちは今日の関釜フェリーで帰国しました。

 タカ長の独身時代の始まりです。若さと金があれば何でも出来そうですが、、、、

 両方ないタカ長はこれから洗濯をして早めに休みます。

 明日は4時起床ですから、、、、。

 それでは皆さん「おやすみなさい」

プサンでの観察~5月3日

2011年05月03日 | タカの渡り
 昨日プサンにはいりました。今日も忙しく動き回っています。

 4時に起床。6時前に観察地に着いて観察開始。まじめに働いています。

     

 天気は曇。黄砂がひどくて視界不良。ネットによる視界は0.6kmと出ていました。現場の視界はそれよりは少し良いようです。

 今日の観察地は訪れる人もタカも少なかったです。例年と違う観察開始です。

 最初に展望所にやってきた団体さんはロシヤ系の人たちでした。それ以外は韓国の学生団体が3団体やって来ました。それ以外は静かなものです。朝の散歩をする人もとても少なく思いました。

 最初に現れたタカはハイタカ。これも想定外。

 チゴハヤブサが飛んだのも想定外でした。

     

 肝心のハチクマは1羽の渡りを記録しただけです。しかし、渡りをしないハチクマは何度も現れました。

     5:56 2羽
     8:39 1羽
     8:45 1羽
    10:30  4羽
    11:18  8羽
    11:33  5羽
    11:42  4羽

 ほかにはサシバが3羽現れました。しかし、いずれも渡り行動はまったく見せませんでした。
 上記のハチクマはダブっている可能性がありますが、いずれにしても観察地の近くにハチクマがやっていることは間違いありません。まもなく渡りが始まるはずです。

 もうしばらくお待ち下さい。

     

 観察地の前に現れた4羽のサンショウクイ。

 小鳥も適当に楽しんでいます。

 時間がないため画像処理はまったくしていません。すべてノートリの画像です。

      今日の結果

       5月3日    曇のち晴(黄砂)
      
         観察時間   6:00~12:00

           ハチクマ        1
           ハイタカ        2
           チゴハヤブサ      4

 それではプサンからお別れします。