お笑い長井の笑えない話

巨人がリーグ優勝した。
しかし、この試合を普通のテレビでライブ中継した局はなかった。
優勝するほど強くても人気がなくなったということか。
本当は、巨人は１０ゲーム差くらいつけて優勝してもおかしくなかったと思う。
巨人を見ていると、一体感が湧いてこない。贔屓の引き倒しになるような熱狂がない。
醒めている目が多い。
日本シリーズまでに、まだ波乱があるだろうが、この醒めた空気は何だろうか。
☆
お笑いタレント長井秀和（３７）の笑えない話。
長井は友達とフィリピンへ遊びに行き、ナンパしたフィリピン女性２人とホテルで楽しく過ごした翌日、長井の相手が１７歳だったとして少女の親に訴えられ、現地警察にホテルに踏み込まれ拘束されてしまった。
ここで出てきたのは日本人通訳の男性で、警察と親に話をつけてやるからと助け舟を出し、それと引きかえにカネを要求した。
警察に拘束されてパニックになった長井は、日本にいる女房に電話を入れ、計１１３０万円を男が指定した日本の信金口座にカネを振り込んだ。
その振込先が静岡県の掛川信用金庫と島田信用金庫だったが、長井は釈放されてすぐに口座凍結の措置を取った結果、全額が両信金の口座に残っているという。
そして、長井は、両信金に対する返還請求を静岡地裁に起こしたのだが。
但し、フィリピンの現地警察は長井を拘束した事実はないとする。
つまり、これらはすべて美人局集団にはめられたということだ。
「マチガイナイ」
長井は１００万円くらいだったら、表沙汰にはしなかったとぼやいている。
さて、裁判の行方は、この振込みが犯罪によってなされたと証明されれば返還されるが、そうでなければ戻らない。例え証明できても、弁護士費用は着手金と成功報酬を入れれば、弁護士に３００万円ほどもぎとられることになる。
いずれにしても少女に対する淫行は高いものについたようだ。
長井自身は、妻子を日本に置いて、アメリカへ逃避行に走ったそうで、今、日本にはいない。
（ムラマサ、ニヒルだ）