武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

日本に助けを求める人

2007年10月09日 | 人生の意味
「目の前で苦しむ子供を見捨てられなかった」
東北大学医学部・天江准教授は語った。
9月中旬、ネパールから1人の少女が必死の思いで日本にやって来た。
アーバ・ドゥワディちゃん(写真・7歳)がネパールの医師から死を宣告されていた。
アーバちゃんを襲った激烈な腹痛。腸捻転を起こし、壊死していた小腸と右結腸は緊急手術ですべて摘出された。 だが、もう手に負えないとカトマンズの医師からは見放されてしまった。
「どこか助けてくれる医師はないか」。
必死にネット検索をかけた結果、目にとまったのが、小腸移植のエキスパートである仙台の東北大学医学部の小児外科だった。
ところが、家族には、日本の医療を受けられる経済的余裕はない。
しかし、ワラをも掴む思いで、小児外科にメールを送った。
「今、飛行機に乗り込んだ。16日朝に到着する。助けてください」
天江新太郎准教授が成田空港へ駆けつけると、そこには腹部から大量に腸液や便が漏れだし、車いすに座ることもできない少女と両親の姿があった。
「とにかく日本へ行こう」
必死の覚悟だった。
そして天江准教授らは費用捻出のために「アーバちゃん基金」を設立した。
両親は仙台にいる留学生にお世話になっているという。
アーバちゃん一家のサポートができる方は、東北大学医学部小児外科(http://www.hosp.tohoku.ac.jp/) が対応しますので、問い合わせてください。
(ムラマサ、鈴のように鳴る)

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