武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

防衛省の黒い霧

2007年10月20日 | 人間の欲望
小池百合子嬢が、守屋・前防衛事務次官との確執の内幕を記した「女子の本懐,市ケ谷の55日」を出版した。
本の中で、「守屋は、官邸を泳ぎ回り、私の人事案阻止を画策した」 と述べ、これは(ひとり二・二六)であると批判している。
その守屋(63)は、防衛の専門商社「山田洋行」の元専務(69)から頻繁にゴルフ, 銀座・赤坂の高級クラブ、そして麻雀の接待を受けていた。
守屋の妻も、一緒にゴルフ、飲食を共にしていたという。
山田洋行は、守屋が事務次官をやっていた5年間に、防衛省から主な装備品だけで総額170億円分を受注していた。
これは我々の税金であり、それを食いものにするフトドキな奴ら。
防衛省は25万人いる隊員と、莫大な設備費、消耗費を毎年必要としている為、防衛利権が巣くっている。その予算は年間4兆8千億円だ。
この守屋という男、白ブタみたいな顔を持ち、アルマーニのスーツを着て、頭にパーマをかけ、高級クラブに入り浸っていたというから、そのカネはどこから出ていたのだろうか。
これは自衛隊法違反、国家公務員法違反どころか、刑事の贈収賄事件である。
しかも姑息なことに、一緒にゴルフをする際、守屋夫妻は実名ではなく、偽名を使っていた。ばれないように偽名にしたのだろうが、守屋は「佐浦之政」、妻は「松本明子」と書いていたことが分かっている。
こうした接待は、山田洋行が経営する千葉県や埼玉県のゴルフ場を使い、回数は計140回以上になり、何と毎週末に行われていた。
専務は2年前の05年頃、山田洋行のオーナーと対立。06年に、自ら軍需専門商社「日本ミライズ」(東京・港区)を設立し、社長として防衛省に食い込んでいるという。
防衛利権の深い闇が見えてきた。甘い汁を吸っているのは誰だ。
最近では、舌禍で首を切られた久間に黒い噂が絶えなかったが。
それから、砦に立てこもった山賊の頭領・拓か。
(妖刀ムラマサ、鋭く鳴き始めた)
コメント
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