武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

ポール・マッカートニーの悪夢

2007年10月14日 | 人間の欲望
へザー・ミルズ。
イギリス女、カールされた栗毛が額にまとわりつくように垂れ下がり、魅惑的なライトブルーの目を相手に放つ。
鼻梁は高く、知性を感じさせ、口元は意志を主張し、しゃくり上がった顎は挑戦的ですらある。
彼女を一言で表現すれば男。 いやもっと正確に言えば、男根を持った女だ。
ビートルズのポール・マッカートニー(65)と、別居中の妻ヘザー・ミルズ(39)との離婚協議が成立せず、来年2月に公開審理が開かれることになった。
ポールは、5000万ポンド(120億円)の財産分与と娘ベアトリス(3)の養育費の支払いを提示した。
しかし、4年間の結婚生活について一切口外しないという条件をへザーが受け入れなかった。
カネも欲しいが、それ以上に、ポールを語る権利を放棄するという事は、血の滴るビフテキを食べず、フランス高級ワインを飲まず、最後は夜の情事をあきらめよと言うのに等しい。
ポールは、乳がんで亡くした最初の妻リンダとの間に、写真家として活動している長女のメアリー、ファッションデザイナーとして世界的に有名になった次女のステラ、そして息子のジェームズがいる。
リンダの死後、バイク事故で脚を失くした車椅子の元モデルのヘザー・ミルズと地雷撲滅運動で知り合い、意気投合し再婚した。
そして、ベアトリス・ミリーという名前の娘をもうけた。
しかし、世界を飛び回り家を空けることの多かったへザーとポールの間には、すれ違いが生じるようになり、その上、彼の仕事に口を出し、ポールのスタッフとトラブルを引き起こし、次第に口論をするようになったという。
その結果、ついに2006年に別居した。
88年、脚を失う前のモデル時代に撮影されたへザーの写真集があるが、ポルノ)まがいの写真集であり、男優との激しい絡みや、ボンテージファッションでムチや手錠を持ってポーズをとる姿もある。
まさか、ポールもそういう趣味を暴露されることを恐れているのでは。
人の口に戸は立てられない。
(ムラマサ、ニヒルだ)
コメント
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