武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

平成の水戸黄門

2007年10月06日 | 人間の欲望
いよいよ国会・予算委員会で本格論戦が始まる。
テロ新法を議論するにあたって、自民は協議会と称して、民主党を抱き込む作戦を考えているようだが、こういう姑息なことをやるようでは自民は駄目だ。
自民が信念を持ってテロ新法を制定し、国際貢献とやらに自衛隊を使うつもりならば、国民注視の中で、堂々と論陣を張り、民主の同意が得られなければ、参議院で否決された後、衆議院で再度三分の二で可決・成立させればいいわけだ。それが開かれた議会民主主義なのではないのか。

舛添大臣が市区町村の年金保険料横領事件に関し、該当職員を刑事告発するように、強硬姿勢を見せているが、東京・日野市を除いて他は告発しないようだ。本来、公務員法によれば不正が発覚した場合は、速やかに刑事告発をしなければならないと規定されているから、告発をしない首長は法律違反をしていることになる。
例えば、市区町村の窓口へ行って、何か疑問を提示すると、問題があれば裁判に訴えよ、と言うのが役人の口癖であるにも関わらず、こういう身内の重大犯罪は裁判に訴えず、内々に済まそうとするやり方は問題だ。
しかも、横領した職員の中には、依願退職扱いにして、退職金まで払ったケースがあったし、あるいは、停職1ヶ月で済ませた事例もあった。
苦しい中から老後のためにと年金を払い続けた老齢の方々が、いざフタを開けてみれば、あなたは年金保険料を払っていないから、年金は受け取れないという保険事務所の冷たい言い方は、その口の中に中国産の抗生物質ウナギを突っ込んでやればいいのだ。

民主党・最高顧問の渡部恒三(福島)の不正な名義借り。
渡部のおいで秘書だった佐藤雄平・福島県知事の自宅マンションを、事務所として使っていなかったが、「事務所」として届け出ていた。そして佐藤知事には家賃は一銭も払っていなかった。
つまり、実際の活動は家賃のかからない議員会館の事務所を使っていたが、事務所費として9900万円を計上していた。
また、会計責任者の男性は3年前に亡くなっているが、今年の収支報告書には、死亡している会計責任者の名前が記名押印された宣誓書まで添付していた。
フーム、ゾンビまで出してきたか。
その他に、備品消耗品費3325万円は余りに高過ぎる。消耗費ではなくて家でも買ったのだろう。
また、光熱水費45万円を計上していたが議員会館はすべてタダである。
この手口は自殺した松岡と同じである。
その結果、民主党の役職を辞任したが、これらは税金泥棒と同じであるから、悪質な政治資金規正法違反で、刑事告発すべきである。
政治資金規正法の虚偽記載は刑事罰の対象である。
それにしても平成の水戸黄門ではなくて、会津のネズミであったとは。
(ムラマサ、鋭く斬る)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする