武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

アルマーニを着た白ブタ

2007年10月22日 | 人間の欲望
底知れぬ腐敗の匂いがする防衛省・贈収賄事件。
この白ブタ・アルマーニの守屋武昌が、銀座・赤坂の高級クラブに入り浸り、現金収受を山田洋行及び日本ミライズから受け取っていた疑惑が濃厚だ。
我々の税金を食い物にし、日本の防衛政策を歪める問題と言っていい。
守屋の次女がアメリカ・ニューヨーク州の大学に留学したときには、山田洋行が、その大学に100万ドル寄付しており、その関係で優先入学した。
その縁故はどうでもいいが、問題は、その100万ドルは防衛省の利権から生まれたのではないか。
そして、けちな中堅商社がアメリカの大学に100万ドルも、なぜ寄付したのか。
この守屋は小泉さんに随分重用されたのだが。
そんな中、今年7月、航空自衛隊輸送機CXのエンジン調達をめぐって、守屋は商社「日本ミライズと随意契約すればいいじゃないか」と、部下に指示していた。
大体が、防衛省の調達は商社を介在させているが、これが問題を引き起こす元凶だ。
口銭だけをとって、後は飲み食いに費やす商社をなぜ使わなければならないのか。国民の税金を何だと思っているのか。
さて、今回の問題に話を戻すと、エンジンは総額で1000億円の大型案件。
不透明な取引とみられないよう競争入札だと部下は説明したが、それでも守屋はミライズに便宜を図るよう指示したそうだ。
エンジン製造元のゼネラル・エレクトリック(GE)の代理店をめぐって、ミライズと山田洋行が敵対関係になったが、GEが代理店を山田洋行からミライズに代えると言ったため、ミライズが有利になった。
ミライズの社長は、山田洋行のオーナーと対立して会社を辞めており、のちには、エンジン利権をめぐる訴訟にまで発展している。
今回の守屋事件は、防衛利権の深い闇になりそうだ。

ペシャワール会の中村哲医師はパキスタン・アフガンで20年以上に渡り、医療活動そして井戸堀事業をやっている。
その中村氏曰く、ISAFつまりNATO軍は米軍以上に残酷な軍事行動をアフガンで行っていると言う。
タリバン掃討作戦では、村を襲い、2~3人のタリバン兵を殺す為に、重火器で村全体を破壊するような手段を取っているという。
また一方で、米軍は戦闘機でミサイルを村に撃ち込み、その結果、一般住民を巻き添えにして村を破壊していると言う。
民族皆殺しをしなければ、この戦争は終わらないのか。

在日米軍駐留経費の日本負担つまり思いやり予算は、今年2173億円であった。
アメリカが勝手に日本に駐留していて、駐留費を日本が年間2000億円も払わなければならない日本の現実がある。
これらが結局は、アフガンやイラクの人々を苦しめている。
(ムラマサ、月光に蒼く冴える)

コメント
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