武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

リーマンの悲劇、 汚染米は農水省の食堂で食え。 はい

2008年09月16日 | 人間の欲望

アメリカの名門大手で158年の歴史を持つリーマン・ブラザーズが破綻した。
ニューヨークのブロードウエイのど真中にある本社ビルは揺れた。
解雇された社員が次々に手に汚いダンボールを持って飛び出してきたのは、日頃カネを食って生きている人種には不似合いであったと言えよう。
これでベアー・スターンズ、メルリ・リンチを入れると大手3証券がドボンだ。
ゴールドマンとモルガンは大丈夫か。
さて、リーマンの総資産は63兆円で、野村証券の2.6倍だから巨大企業だ。
サブプライムによるノックアウトだが、アメリカ政府から見放され、日本、欧米の大手銀行からも匙を投げられた。 日本の三菱銀行は、「巨大な泥舟」と言ったそうな。
問題は、この破綻により、帳簿上の損失から、実体のロスに移行したということだ。
その影響は、日本を含めて世界に飛び火するだろう。
ドル安、原油高、株の下落。 日本の株は1万2千円を割り、へたをすると年内には、1万円を切ることもありうる。
さて、日本の金融庁は15日、六本木ヒルズにある日本法人のリーマンに対し、資産の保全命令を出した。 リーマン・ジャパンの預かり資産は、法人の機関投資家や個人の富裕層の合計で1兆2000億円になるという。
ハイリスク・ハイリターンが裏目に出たということだ。
そんな中、15日夕刻に、アメリカ最大手の保険会社AIGが、アメリカ政府に4兆円規模の公的資金の投入を求めたという衝撃的なニューズが、アメリカの友人から電話で知らされた。

本ページは当初から指摘したが、工業用糊を製造するのに米を使っていない。
複数の糊の製造メーカーによると、糊に米を使うことはないという。使うのはコーンスターチ、つまり、とうもろこしの「でんぷん」が主である。
逆に、今回の汚染米ニューズで米が工業用糊に使われていることに驚いたと業界は語った。 ましてや、農薬に汚染された原料米を使うことは絶対にないと断言した。 ということは、糊製造の浅井の浅井利憲は汚染米を使っていなかったのではないのか。食品への転売目的に汚染米を購入していたという驚くべき事実だ。

汚染米。
農水省・農政局の役人は、「健康に影響を与えない濃度」 だから汚染米を食べても問題ないと発表するが、本気でそう言うなら、農水省の大食堂で出して食べたらどうか、また官僚・職員に対して、無料でその汚染米を支給するから毎日食べたらどうか。
これに合わせて、東京農大の教授・本山直樹も、「食べても問題ない」 と言う始末だから、この人にも無料で何年分でも支給しよう。
もはや、役人の言う事など信用できない。
そういう 「大本営発表」 で、日本は戦争でひどい目にあった。
三笠フーズが、病院3ヶ所に納入した中国産もち米から、6倍濃度のメタミドホスが検出された。 いずれも三笠フーズから汚染米を仕入れていた「日清医療食品」の扱いだ。ところが病院に納入した米を日清医療食品は病院に断わらず、その米を勝手に回収したと病院側は怒る。

さてさて、
農水省・資源流通課の課長が、三笠フーズの冬木三男から度重なる飲食接待を受けていた。汚染米の在庫を抱えた農水省にとって、三笠は、お客さんだったと課長は言うが、汚染米からは、高い濃度のメタミドホスが検出されていた。
この話だけで、犯罪が成立する。 輸入米は食品用に販売してはならない、
ましてや、汚染米は工業用のみに使用されなければならないという規定がある。
三笠フーズは、食品専門米穀商社だから、そもそも三笠に輸入米を卸してはいけないのだ。

千トンの米を保管したら年に1千万円かかる。米を売らねばという思いだった、接待を断るのは失礼にあたると思った、とは自分勝手な言い草だ。
焼鳥とビールくらいならと言うが、元々は全部我々の税金だ。 農水省が額に汗を流して儲けた金ではない。 三笠フーズはお客さんだ、という認識なら、農水省側が接待をするのが当然だ。しかし、実際はその逆だから話が合わない。
規定違反、汚染米の食品への流通は明らかで、毒物混入の食品テロだ。

北の新地の高級クラブ漬けと足代受領の話はどうなったのか。 贈収賄罪という法律がある。
(ムラマサ、鋭く斬る)

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コメント
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