靖国問題。(本ページの主張は、総理大臣の靖国参拝は当然だとする)先週のサンプロ(9・14)で田原が靖国問題を出したのは良かった。
しかし、自民5人組の歯切れは良くなかった。
火中の栗を拾いたくない気持ちが見え見えで、これが自民党の政治家の面々だ。 まるで蛙の屁みたいな連中だ。
5人中3人が世襲議員だから、自民党代議士の半数以上が世襲だというのも頷ける。 世襲が一概に悪いとは言わないが、軸が無いというのか、根性が見えない。お坊ちゃん育ちの甘さが言動に出ている。
サンプロの結論は、A級戦犯を靖国から分祀すべきだと、意見が集約されたが、今さら、それは駄目だ。
東條英機らの戦争指導者の責任は重大だが、彼らは絞首刑を持って断罪された。本来は合祀すべきではなかったが、合祀された以上は、そのままにすればいい。それが武士の情けだ。ましてや、中国、韓国ごときに何かを言われる筋合いは全く無い。
重要な事は、日本の為に一身を捧げた若き御霊に哀悼の心を捧げるのが我々の精神であり、靖国の意味が本来そうであるように、平和国家建設のための誓いを立てる場所なのだ。
中国、韓国が靖国に関して何かを言うのは内政干渉だ。
中国と韓国に対して断固抗議せよ。
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5人組。
19日、5人組の討論会を聴いた。
迫力がない。 好き嫌いは別にして、中川昭一が出ない、中川秀直が出ない、カエルの屁ではあるが、町村、谷垣、塩崎がいない。
麻生の政策は、借金をしても経済をテコ入れする、財政再建は後回しだと言う。
経済にテコ入れするには兆円単位の融通が必要だ。赤字国債なのか、特別会計から引っ張り出すのか。 しかし、それはカンフル剤にはなっても一時しのぎだ。
それこそカンフル剤を打ち続けなければならなくなる。 そんなことは不可能だ。だったらどうする。実務的に一番国民の為になるのは、ナントカ機構、ナントカ独法、公益法人に対する天下りに伴う、「嫁入り持参金」と言われる公的補助のカットだ。これで少なくても12兆円から17兆円の無駄金が浮くと言われる。逆に言えばそれだけの無駄金が役人の為に使われている。それにメスを入れることだ。
また、麻生は、安倍晋三が政権を投げ出したことに対する批判について、「あれは病気だったから仕方がなかった」とかばうが、誰も病気で投げ出したとは思っていない。そういう誤魔化しを言うようでは信用できない。
小池百合子は、官僚の天下りにつぃて、「禁止すべきです」と述べていたが、選挙の時だけの口先女だ。なぜなら、自分が長く環境大臣をやっている時には天下りはなかったのか。そういう欺瞞を抜け抜けと言うのだから、権力の海を泳ぐクラゲ女と言われる。
石破茂は、自衛隊について憲法問題をどうするかと聞かれて、なにやら禅問答を、のらりくらりと口から垂れ流していただけ。
こういう最高指揮官の下で生命を賭ける自衛隊員も辛いものがあるだろう。
なぜ、憲法を改正して、自衛権を明記し、自衛隊(国防軍)を合憲化すると主張できないのか、腐った豆腐か納豆のような政治家だ。
石原伸晃は、今回は手を挙げて自己存在をアピールしただけ。
言っている事は、幼稚園の園長先生の御挨拶のようだ。
与謝野馨は、麻生内閣では副総理で入閣すると漏れ聞こえてくるが、今70歳、マケインよりは2つ若いが、何と言うのか、10年遅かったと言うべきか、昔の白黒テレビを見ているような気分だ。
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中国、この国は、危ない。
外国企業に対し、デジタル家電などの製品情報を中国当局に開示するよう命じる新制度を2009年5月から導入する方針であるという。
対象はICカードやデジタル複写機のほか、薄型テレビがターゲットだという。
つまり日本が得意にしている技術だ。 開示を拒否すれば、製品の中国への輸出や中国での現地生産、販売が一切禁止される。
国家が権力と恫喝を持って、他国の先端技術を盗むという話だ。
具体的には、ソフトウエアの設計図である「ソースコード」の開示を外国企業に強制するという。 中国の建前の理由は、ソフトの欠陥を狙ったウイルスや、コンピューターへの不正侵入を防ぐためと説明するが、言っていることは意味不明であり、噴飯ものだ。
中国が言う、「戦略的互恵関係」 とは、このように他国の知的財産を窃取することを意味する。 この国と付き合うくらいなら、ゴリラとかチンパンジーのほうが、まだましだ。
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丸大食品(大阪高槻)。
中国製毒物のメラミンが食品に含まれているとして回収を始めた。
「抹茶あずきミルクまん」、「クリーム」、「グラタン」 などなど。
いずれも中国の工場で製造された食品で、中毒死亡事件を起こした中国の牛乳を食品に使っていた。
なんでもかんでも、中国の毒物食材が使われているとすると、原産地表示の徹底が必要だ。 そして中国食品に対する徹底的な安全検査をすべきだ。
(ムラマサ、鋭く斬る)