与謝野馨。
出馬するという。 少し驚いた。 70歳にもなろうというのに、「今の総裁選ではちょっと寂しい」 から枯れ木も花の賑わいか。
断末魔のやぶれかぶれ戦法ということか。 麻生に勝てるかどうかは分からない。
70の年齢は許せても、病気上がりの顔を見て声を聞いていると痛々しい。
好き嫌いは別にして、中川昭一、中川秀直あたりが出なければ駄目だ。
そして、さらに絞り出せば、塩崎、谷垣、町村だが、まさに最後のチューブの中身をさらけ出すようなもので、自民党の恐るべき人材払底を見せつける。
今さらこんなことを言っても始まらないが、小選挙区制で若手有望株が自民から立候補できなくなり、自民党への人材供給システムを破壊してしまった。
また、小泉さんは自民党をぶっ壊した。 保利耕輔は政調会長に復帰したが、借りてきた猫のように大人しくなってしまった。 野田聖子は将来の女性総理と言われたものだが、今は自尊心を無茶苦茶にされ、深刻なトラウマを受けてしまった。 さらに将来の総理大臣・城内実は自民を追放され静岡決戦で片山さつきに敗れ、今は浪人をしながら辻説法に汗を流している状態だ。 荒井広幸は、自民の有望代議士から、今は訳の分からぬ渡り鳥稼業だ。
まあ、自民党は、いっそのこと下野して、また這い上がってくればいいのではないのか。 世襲議員ばかりを集めて政治をやっても、幼稚園のお遊戯会にしか見えない。
★
サラ・ペイリン(44)
共和党大会でのサラのスピーチを聴いた。
客観的に点数を付ければ90点。 個人的な好みで付ければ50点。
アメリカ人らしい自信たっぷりの演説、何度も練習を積み、カメラテストを受け、完璧なまでに計算された見栄え。 完璧な演出は、何か不都合な物を隠す場合によく用いられる。
対して、ヒラリーには心を吐き出す誠実さがあった。 何かに怯えながらもアメリカを変えようとする勇気があった。
さて、サラの17歳の長女の妊娠が分かった。 未婚の母になるという。 サラの夫は飲酒運転で逮捕されたことがあるという。
ワシントンのインテリからは、「だらしのない家族」 という批判が起きた。
サラは高校時代バスケットの選手だったが、あだ名は「バラクーダ」。 つまり肉を食う獰猛な魚。 相手を攻撃して倒す為には相手の肉を食いちぎるという異名だったそうな。 さて、サラの本当の素顔は、「健全な保守派」なのか、それとも「アラスカの田舎者」 なのか、11月の本選までサラは演技を続けることだろう。
「ワシントン・エリートでなければ、候補者として不適格と見なされることを学んだ」 とサラは反撃に出たが、バラクーダならオバマのケツにでも噛み付け。
ヒラリーが今は懐かしい。
(ムラマサ、一閃)
出馬するという。 少し驚いた。 70歳にもなろうというのに、「今の総裁選ではちょっと寂しい」 から枯れ木も花の賑わいか。
断末魔のやぶれかぶれ戦法ということか。 麻生に勝てるかどうかは分からない。
70の年齢は許せても、病気上がりの顔を見て声を聞いていると痛々しい。
好き嫌いは別にして、中川昭一、中川秀直あたりが出なければ駄目だ。
そして、さらに絞り出せば、塩崎、谷垣、町村だが、まさに最後のチューブの中身をさらけ出すようなもので、自民党の恐るべき人材払底を見せつける。
今さらこんなことを言っても始まらないが、小選挙区制で若手有望株が自民から立候補できなくなり、自民党への人材供給システムを破壊してしまった。
また、小泉さんは自民党をぶっ壊した。 保利耕輔は政調会長に復帰したが、借りてきた猫のように大人しくなってしまった。 野田聖子は将来の女性総理と言われたものだが、今は自尊心を無茶苦茶にされ、深刻なトラウマを受けてしまった。 さらに将来の総理大臣・城内実は自民を追放され静岡決戦で片山さつきに敗れ、今は浪人をしながら辻説法に汗を流している状態だ。 荒井広幸は、自民の有望代議士から、今は訳の分からぬ渡り鳥稼業だ。
まあ、自民党は、いっそのこと下野して、また這い上がってくればいいのではないのか。 世襲議員ばかりを集めて政治をやっても、幼稚園のお遊戯会にしか見えない。
★
サラ・ペイリン(44)
共和党大会でのサラのスピーチを聴いた。
客観的に点数を付ければ90点。 個人的な好みで付ければ50点。
アメリカ人らしい自信たっぷりの演説、何度も練習を積み、カメラテストを受け、完璧なまでに計算された見栄え。 完璧な演出は、何か不都合な物を隠す場合によく用いられる。
対して、ヒラリーには心を吐き出す誠実さがあった。 何かに怯えながらもアメリカを変えようとする勇気があった。
さて、サラの17歳の長女の妊娠が分かった。 未婚の母になるという。 サラの夫は飲酒運転で逮捕されたことがあるという。
ワシントンのインテリからは、「だらしのない家族」 という批判が起きた。
サラは高校時代バスケットの選手だったが、あだ名は「バラクーダ」。 つまり肉を食う獰猛な魚。 相手を攻撃して倒す為には相手の肉を食いちぎるという異名だったそうな。 さて、サラの本当の素顔は、「健全な保守派」なのか、それとも「アラスカの田舎者」 なのか、11月の本選までサラは演技を続けることだろう。
「ワシントン・エリートでなければ、候補者として不適格と見なされることを学んだ」 とサラは反撃に出たが、バラクーダならオバマのケツにでも噛み付け。
ヒラリーが今は懐かしい。
(ムラマサ、一閃)