麻生太郎。
この人相の悪い男が日本の宰相だというのだから、自民党は正気なのかと疑いたくなる。利権さえばらまいてくれれば、何でもありということか。
さて、給付金の受け取りを辞退する考えを示していた漫画太郎が、一転して「僕自身がどうするかは、そのときになって考えたい」と右往左往だ。漫画太郎はこれまで、「僕は受け取る気はない。高額所得者が1万2千円欲しいというのはさもしい。そこは人間の矜持の問題」と語っていたのだが。この人はもしかして病気なのではないか。「さもしい」とか「矜持の問題」とか言っていた人間が、くるりと発言を変える。言葉尻の問題ではなく、資質の問題だ。野中広務もTBSテレビで公言していた、「総理になるべきでない人間が権力の椅子にしがみついている」。一方の官房長官・河村建夫は、「私は頂くが、1万2千円をどう使うか、相談させて頂きたい」というのだが、1万2千円を誰かと相談して使う金額ではあるまい。この人も病気なのか、薄らバカなのか。
そして、昨日の本会議で漫画太郎は、「私の政党と与党は」という言い方をしたが、聞き苦しい。政党の私物化なのか。国家経営の哲学もビジョンも何も無い者が権力を握ると、傲慢になる猿のような見本。
★
昨日の経団連の年賀パーティー。
ソニーの中鉢良治社長が派遣切り問題を聞かれて、「それは個人の問題ではないか」と述べていたが、故・井深さんや盛田さんだったらそういう言い方をしただろうか。恐らくすまい。井深、盛田コンビは、「愉快な理想工場」作りを正式な社是にしてソニーを立ち上げた。元々は品川の裏通りにあった戦後のバラック小屋から始めて、世界のソニーにまでなった。その哲学は何だったか。
中鉢社長を見るとソニーの経営者というより、何か役場の戸籍係にいるような雰囲気だが、そういう言い方は失礼だから余り言いたくはないが。ソニーは経営リストラの為に1万6千人の従業員の首切りをするという。井深盛田さんはあの世で泣いている。
さて、本ページは、日本を共産主義化することを目的にしている訳ではない。また企業と雇用に関しては、ここで軽々に規定することはできないと考えている。なぜなら日本の企業には頑張ってもらいたいし、世界で成功する優良企業に育って欲しいと願っている。しかし製造派遣切りは大問題だ。本ページは次の最低限2点を主張している。一つは、企業は派遣契約の期間を守れということ、つまり契約の中途解除を止めよということ。たかだか何ヶ月のオーダーではないか。二つ目は政治政策的に失業保険の適用を整備するのは当然だということ。そういう最低限の企業モラルと社会保障(セーフティーネット)を求めている。弱い立場の派遣労働者を物扱いにして、労働契約を守らず1週間以内に寮から出ていってくれという仕打ちは労働者虐待であり社会破壊である。労働基準法違反で摘発しなければならない事件だ。しかもそういうことをやっているキャノンなどは年間の経常利益9600億円、内部留保は3兆7千億円、大分県からの補助金(我々の税金)は分かっているだけで53億円がキャノンに支払われているのだ。このように見れば、企業の社会的責任を追及するのは当然だ。明日にも倒産する企業に、無理に雇用を継続せよとか、まして正規に雇用せよとか、無理難題を要求しているわけではないのだ。
★
オリックス。
日本郵政株式会社が保養・宿泊施設「かんぽの宿」70施設をオリックスに一括譲渡するという。但し、日本郵政株式会社は何の経営権限も持っていないから、実際は日本郵政機構の官僚とオリックスの会長・宮内義彦が勝手に決めたものだ。宮内義彦は規制改革の議長をやり、郵政民営化にかかわった人物だから、今回の契約は不透明な取引だ。まるで、郵政官僚とオリックス宮内の出来レースではないか。大体がオリックスは、サラ金が主体の会社だから強欲資本主義の見本みたいなものだ。
しかも譲渡価格は秘密にされているが、値段は非常に安いと漏れ聞こえてくる。ましてや、今の経済状態で焦って売るのは問題だ。日本郵政の財産は国民共有のものだということを我々は知らなければならない。
(ムラマサ、鋭く斬る)
この人相の悪い男が日本の宰相だというのだから、自民党は正気なのかと疑いたくなる。利権さえばらまいてくれれば、何でもありということか。
さて、給付金の受け取りを辞退する考えを示していた漫画太郎が、一転して「僕自身がどうするかは、そのときになって考えたい」と右往左往だ。漫画太郎はこれまで、「僕は受け取る気はない。高額所得者が1万2千円欲しいというのはさもしい。そこは人間の矜持の問題」と語っていたのだが。この人はもしかして病気なのではないか。「さもしい」とか「矜持の問題」とか言っていた人間が、くるりと発言を変える。言葉尻の問題ではなく、資質の問題だ。野中広務もTBSテレビで公言していた、「総理になるべきでない人間が権力の椅子にしがみついている」。一方の官房長官・河村建夫は、「私は頂くが、1万2千円をどう使うか、相談させて頂きたい」というのだが、1万2千円を誰かと相談して使う金額ではあるまい。この人も病気なのか、薄らバカなのか。
そして、昨日の本会議で漫画太郎は、「私の政党と与党は」という言い方をしたが、聞き苦しい。政党の私物化なのか。国家経営の哲学もビジョンも何も無い者が権力を握ると、傲慢になる猿のような見本。
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昨日の経団連の年賀パーティー。
ソニーの中鉢良治社長が派遣切り問題を聞かれて、「それは個人の問題ではないか」と述べていたが、故・井深さんや盛田さんだったらそういう言い方をしただろうか。恐らくすまい。井深、盛田コンビは、「愉快な理想工場」作りを正式な社是にしてソニーを立ち上げた。元々は品川の裏通りにあった戦後のバラック小屋から始めて、世界のソニーにまでなった。その哲学は何だったか。
中鉢社長を見るとソニーの経営者というより、何か役場の戸籍係にいるような雰囲気だが、そういう言い方は失礼だから余り言いたくはないが。ソニーは経営リストラの為に1万6千人の従業員の首切りをするという。井深盛田さんはあの世で泣いている。
さて、本ページは、日本を共産主義化することを目的にしている訳ではない。また企業と雇用に関しては、ここで軽々に規定することはできないと考えている。なぜなら日本の企業には頑張ってもらいたいし、世界で成功する優良企業に育って欲しいと願っている。しかし製造派遣切りは大問題だ。本ページは次の最低限2点を主張している。一つは、企業は派遣契約の期間を守れということ、つまり契約の中途解除を止めよということ。たかだか何ヶ月のオーダーではないか。二つ目は政治政策的に失業保険の適用を整備するのは当然だということ。そういう最低限の企業モラルと社会保障(セーフティーネット)を求めている。弱い立場の派遣労働者を物扱いにして、労働契約を守らず1週間以内に寮から出ていってくれという仕打ちは労働者虐待であり社会破壊である。労働基準法違反で摘発しなければならない事件だ。しかもそういうことをやっているキャノンなどは年間の経常利益9600億円、内部留保は3兆7千億円、大分県からの補助金(我々の税金)は分かっているだけで53億円がキャノンに支払われているのだ。このように見れば、企業の社会的責任を追及するのは当然だ。明日にも倒産する企業に、無理に雇用を継続せよとか、まして正規に雇用せよとか、無理難題を要求しているわけではないのだ。
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オリックス。
日本郵政株式会社が保養・宿泊施設「かんぽの宿」70施設をオリックスに一括譲渡するという。但し、日本郵政株式会社は何の経営権限も持っていないから、実際は日本郵政機構の官僚とオリックスの会長・宮内義彦が勝手に決めたものだ。宮内義彦は規制改革の議長をやり、郵政民営化にかかわった人物だから、今回の契約は不透明な取引だ。まるで、郵政官僚とオリックス宮内の出来レースではないか。大体がオリックスは、サラ金が主体の会社だから強欲資本主義の見本みたいなものだ。
しかも譲渡価格は秘密にされているが、値段は非常に安いと漏れ聞こえてくる。ましてや、今の経済状態で焦って売るのは問題だ。日本郵政の財産は国民共有のものだということを我々は知らなければならない。
(ムラマサ、鋭く斬る)