派遣切りの問題点。
昨日の予算委で舛添は、キャノンが派遣契約を中途解除して派遣切りをするのは違法ではないと言う。なぜならキャノンと派遣会社間の契約の問題だから、政治は介入できないと見得を切る。悪法も法なりと悪びれることもなく、厚労省官僚の言いなりになっていることが自民党政治の喜劇であり悲劇だ。アメリカを見れば、リーマン破綻は、CEOは50億円の年間報酬を貰い、退職金は100億円から500億円の金額をむしりとり、レバレッジ取引で平均30倍の信用取引を行い、さらにCDSという信用保証ビジネスモデルを普及させたカジノ経済が世界恐慌を引き起こした。その結果、莫大な国民の税金が投入された。「悪法という合法」を政治的観点から検証することなく、法律だから政治は介入できないというのは、それは猿でも言える。金融強化法は銀行の失敗を我々国民の税金で尻拭いをすることにしたのではないのか。国会は法律を作り改廃をする場所だ。それを予め放棄していたのでは歳費泥棒と言われても仕方があるまい。製造派遣は労働者の人間性を認めていない。まるで非人間的な共産主義ではないか。製造派遣法の改正は必須だ。中途解除は認めない。中途解除をする場合はそれに見合う補償をしなければならない。それは住宅の確保も含む。また失業保険の社会保障も正規雇用並みに扱う。当然のことだ。
☆
キャノンの宇都宮、大分の各工場で行なわれている偽装請負は違法行為だ。また大分県から受けた53億円の補助金問題もキャノン会長で経団連会長の御手洗富士夫を参院に喚問し、糺さなければなるまい。この補助金は大分県民の税金だけでなく全国の国民から徴収されている。
☆
定額給付金。
相変わらず、漫画太郎が発案者でありながら、法案が成立するまでカネを貰うかどうか決めないという退廃。政治リーダーにあるまじきアルツハイマー的発言を続けている。さて、この給付金問題の本質は、公明党の選挙費用捻出ではないのか。創価学会発表の信者世帯数は827万世帯となっている。1世帯平均4万円の支給を受けると3200億円になる。それを創価学会に寄付をすれば無税で莫大な費用になる。創価学会を肥らせることと、公明党の選挙費用に使うというのが今回の給付金の発想であり本質だと聞こえてくる。つまり我々の税金が結果的に創価学会と公明党を肥らせるということだ。
閣僚17人のうち、受け取るとした閣僚は11人だが、甘利明は受け取らないと言い、意志薄弱な大臣は5人もいた。
与謝野馨は、「受け取るか受け取らないかは内面の自由だ」 と言うが、宗教じゃあるまいし、時の総理が、「景気と生活支援」だと言うからには内面の自由ではあるまい。 そういう誤魔化しの屁理屈を言うようでは自民党政治も終わりだ。
☆
漫画太郎。
昨晩、官邸で若手記者から、韓国訪問において何を期するかを聞かれて、
「いやぁ、何と言うの、シャトル外交? それそれ、それがやりたくて、それっていいことじゃない? ね、そう思う?」。
渡辺喜美が、官邸で門前払いをされ、週明けに自民党を離党する意向を固めたことについて、
「あ~それは、ご本人の意向ですからね。はいはい終わり」
この漫画太郎、長屋の熊さんか、八っあんレベルだ。
★
アメリカの人種差別。
事件を映したユーチューブを見た。 あまり鮮明ではなかった為、よく分からなかったが、現場の緊迫感は感じ取れた。拳銃を発射したポリスは、携帯ムービーとユーチューブのネットインパクトが分からなかったのだろう。
カリフォルニア州オークランドにある湾岸高速鉄道のフルートベール駅で、取り押さえた黒人をポリスが背後からいきなり射殺したシーンがユーチューブで流れ、これに抗議する黒人たちの暴動が発生、105人が逮捕されたという。射殺されたのは黒人男性オスカー・グラント(22)。若い男たちが車内で争っているとの通報を受け、到着した複数の警官が、黒人男性を駅の床に押しつけた。男性は抵抗しなかったが、ヨハネス・メッサルリー巡査(27)は、拳銃でいきなり背中から黒人男性を撃ち殺害した。周囲にいた乗客が携帯で撮影した場面が、ユーチューブに流れ、テレビでも放映された。殺した巡査は7日に解任されたが、市長は市警に殺人容疑で捜査するよう求めたという。グラントさんの母ワンダ・ジョンソンさんは、「市民の皆さん、暴力行為をやめてほしい。息子はこんなことを望んでいない」と、涙ながらに訴えた。
アメリカでは、こういうことは過去に何度も発生したし、これからも無くなることはない。
アメリカの暗い影。
★
ジョン・健・ヌッツォ(42、米国籍)
覚醒剤常習者としてヌッツォの初公判が9日東京地裁であり、ヌッツォが事実を認めたため、即決裁判で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決が下された。
ヌッツォは、「仕事上のストレスがあった」 と覚醒剤使用の動機を述べたが、ストレスを感じない人はいない。それは弁解にもならない。ジョン・健・ヌッツォは、東京出身、父はイタリア系アメリカ人、母は日本人のハーフ。ある匿名の情報から桜田門がマークしていた事件だった。ヌッツォは南カリフォルニアにあるチャップマン大学音楽部を卒業後、2000年にウィーン国立歌劇場のテノール歌手としてデビュー。2004年にはNHK大河「新選組」の主題歌を歌い注目され、NHK紅白歌合戦にも出場した。またTBSの情熱大陸にも出演した。そして昨年10月発売のニューアルバムは発売中止に追い込まれた。覚醒剤は、幻覚と被害妄想を引き起こし、廃人に追い込む危険な麻薬だ。「バカなことをした」と彼は言ったが、覚醒剤は一度経験すると止められなくなるという。最初から手を出さないことだ。
それは意志の強さではない。自分と周りの人を大切にする気持ちだ。
(ムラマサ、鋭く一閃)
昨日の予算委で舛添は、キャノンが派遣契約を中途解除して派遣切りをするのは違法ではないと言う。なぜならキャノンと派遣会社間の契約の問題だから、政治は介入できないと見得を切る。悪法も法なりと悪びれることもなく、厚労省官僚の言いなりになっていることが自民党政治の喜劇であり悲劇だ。アメリカを見れば、リーマン破綻は、CEOは50億円の年間報酬を貰い、退職金は100億円から500億円の金額をむしりとり、レバレッジ取引で平均30倍の信用取引を行い、さらにCDSという信用保証ビジネスモデルを普及させたカジノ経済が世界恐慌を引き起こした。その結果、莫大な国民の税金が投入された。「悪法という合法」を政治的観点から検証することなく、法律だから政治は介入できないというのは、それは猿でも言える。金融強化法は銀行の失敗を我々国民の税金で尻拭いをすることにしたのではないのか。国会は法律を作り改廃をする場所だ。それを予め放棄していたのでは歳費泥棒と言われても仕方があるまい。製造派遣は労働者の人間性を認めていない。まるで非人間的な共産主義ではないか。製造派遣法の改正は必須だ。中途解除は認めない。中途解除をする場合はそれに見合う補償をしなければならない。それは住宅の確保も含む。また失業保険の社会保障も正規雇用並みに扱う。当然のことだ。
☆
キャノンの宇都宮、大分の各工場で行なわれている偽装請負は違法行為だ。また大分県から受けた53億円の補助金問題もキャノン会長で経団連会長の御手洗富士夫を参院に喚問し、糺さなければなるまい。この補助金は大分県民の税金だけでなく全国の国民から徴収されている。
☆
定額給付金。
相変わらず、漫画太郎が発案者でありながら、法案が成立するまでカネを貰うかどうか決めないという退廃。政治リーダーにあるまじきアルツハイマー的発言を続けている。さて、この給付金問題の本質は、公明党の選挙費用捻出ではないのか。創価学会発表の信者世帯数は827万世帯となっている。1世帯平均4万円の支給を受けると3200億円になる。それを創価学会に寄付をすれば無税で莫大な費用になる。創価学会を肥らせることと、公明党の選挙費用に使うというのが今回の給付金の発想であり本質だと聞こえてくる。つまり我々の税金が結果的に創価学会と公明党を肥らせるということだ。
閣僚17人のうち、受け取るとした閣僚は11人だが、甘利明は受け取らないと言い、意志薄弱な大臣は5人もいた。
与謝野馨は、「受け取るか受け取らないかは内面の自由だ」 と言うが、宗教じゃあるまいし、時の総理が、「景気と生活支援」だと言うからには内面の自由ではあるまい。 そういう誤魔化しの屁理屈を言うようでは自民党政治も終わりだ。
☆
漫画太郎。
昨晩、官邸で若手記者から、韓国訪問において何を期するかを聞かれて、
「いやぁ、何と言うの、シャトル外交? それそれ、それがやりたくて、それっていいことじゃない? ね、そう思う?」。
渡辺喜美が、官邸で門前払いをされ、週明けに自民党を離党する意向を固めたことについて、
「あ~それは、ご本人の意向ですからね。はいはい終わり」
この漫画太郎、長屋の熊さんか、八っあんレベルだ。
★
アメリカの人種差別。
事件を映したユーチューブを見た。 あまり鮮明ではなかった為、よく分からなかったが、現場の緊迫感は感じ取れた。拳銃を発射したポリスは、携帯ムービーとユーチューブのネットインパクトが分からなかったのだろう。
カリフォルニア州オークランドにある湾岸高速鉄道のフルートベール駅で、取り押さえた黒人をポリスが背後からいきなり射殺したシーンがユーチューブで流れ、これに抗議する黒人たちの暴動が発生、105人が逮捕されたという。射殺されたのは黒人男性オスカー・グラント(22)。若い男たちが車内で争っているとの通報を受け、到着した複数の警官が、黒人男性を駅の床に押しつけた。男性は抵抗しなかったが、ヨハネス・メッサルリー巡査(27)は、拳銃でいきなり背中から黒人男性を撃ち殺害した。周囲にいた乗客が携帯で撮影した場面が、ユーチューブに流れ、テレビでも放映された。殺した巡査は7日に解任されたが、市長は市警に殺人容疑で捜査するよう求めたという。グラントさんの母ワンダ・ジョンソンさんは、「市民の皆さん、暴力行為をやめてほしい。息子はこんなことを望んでいない」と、涙ながらに訴えた。
アメリカでは、こういうことは過去に何度も発生したし、これからも無くなることはない。
アメリカの暗い影。
★
ジョン・健・ヌッツォ(42、米国籍)
覚醒剤常習者としてヌッツォの初公判が9日東京地裁であり、ヌッツォが事実を認めたため、即決裁判で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決が下された。
ヌッツォは、「仕事上のストレスがあった」 と覚醒剤使用の動機を述べたが、ストレスを感じない人はいない。それは弁解にもならない。ジョン・健・ヌッツォは、東京出身、父はイタリア系アメリカ人、母は日本人のハーフ。ある匿名の情報から桜田門がマークしていた事件だった。ヌッツォは南カリフォルニアにあるチャップマン大学音楽部を卒業後、2000年にウィーン国立歌劇場のテノール歌手としてデビュー。2004年にはNHK大河「新選組」の主題歌を歌い注目され、NHK紅白歌合戦にも出場した。またTBSの情熱大陸にも出演した。そして昨年10月発売のニューアルバムは発売中止に追い込まれた。覚醒剤は、幻覚と被害妄想を引き起こし、廃人に追い込む危険な麻薬だ。「バカなことをした」と彼は言ったが、覚醒剤は一度経験すると止められなくなるという。最初から手を出さないことだ。
それは意志の強さではない。自分と周りの人を大切にする気持ちだ。
(ムラマサ、鋭く一閃)