武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

湯浅誠の理論武装。 漫画太郎は韓国に政治亡命か。

2009年01月12日 | 人生の意味
湯浅誠(40歳)。
派遣切りを追って行ったら派遣村の村長に行き着いた。その村長は湯浅誠だという。東大法学部卒、東大大学院政治学博士号取得と聞いて舛添要一を思い出したが、舛添と違ってまともな男らしい。湯浅は貧困の原因を鋭く分析し、その理論武装は興味深い。これから要チェックだ。

カンボジアを訪問中の中曽根外務大臣。
やはり外務省はこの手を使った。 30年以上前のカンボジアの裁判費用に、なぜ日本が24億円も出さなければならないのか。 これはカンボジア政府首脳に対する賄賂だ。中曽根外相は、1970年代のカンボジアで大量虐殺に関与したポル・ポト政権の幹部を裁く裁判の運営費として、24億円を出すことを表明したという。ポル・ポトの血の独裁などはもはや歴史の彼方だ。ポル・ポト自身は11年前に暗殺されている。今頃なぜ24億円も裁判にかかるのか、カンボジアにとって24億円という金額は、日本の感覚から言えば10倍の240億円以上になる。これは外務省の裏金作りと見た方が自然だ。つまり外務省へキックバックする。そしてその裏金は、例えば今年出所してくる公金横領の松尾事件の松尾克俊に対する口止め料として億単位の金額をやらなければならない。松尾は外務省の構造腐敗を一身に背負って服役したのだ。さて、24億円出すならば、カンボジアに何校学校が建つか、スクールバスが何台買えるか。外務省の不正と腐敗。

昨日の田原のサンプロ。
田原は自民党幹事長の細田の肩を持って、「派遣に関し雇用保険の問題はない」と発言をしていた。厚労省に聞いたと言っていたが、官僚とのパイプを誇り、その話を鵜呑みにしているようでは田原も堕落の沼だ。派遣労働者の雇用保険は1年以上働かなければ失業保険には加入できないし、半年以上雇用保険料を払わなければ失業手当ては出ない。だから例えば、派遣が半年契約だとすると雇用保険には入れない。また仮に雇用保険に加入できて、失業保険を貰えても、実態は申請から1ヶ月後の受給開始であり、しかもモデル金額と受け取り期間は、月10万円であり3ヶ月しか貰えないのだ。自己責任という言葉を否定するつもりはないが、昨年12月に成立した金融強化法は、銀行の経営失敗に対して我々の税金を1兆円単位で投入するという法律だ。派遣に対して自己責任と言うなら、銀行に対しても自己責任を取らせろということになる。
さて、給付金になると、公明党の幹事長は顔を引きつらせて喋っていたのは面白かった。創価学会員が給付金を貰って、信者800万世帯が1世帯あたり4万円を創価学会に寄付をして、3200億円という莫大な金額が創価学会に納められる。それは宗教法人の無税扱いとして創価学会を肥らせ、公明党の都議会選挙と衆院総選挙の費用にあてがわれるという算段だ。だから給付金は、うさんくさい代物だと皆が気付き始めている。同じ2兆円を使うなら、他の有効な使い道があると思うのは当然だ。

麻生内閣世論調査。
そろそろ松の内も終わりになるが、漫画太郎の顔もそろそろ見納めが近付いたようだ。麻生タイタニック号は沈んでも問題ないが、日本丸は悠然と荒波を超えて行かねばならぬ。
共同通信が、1月10,11日に行った世論調査で、麻生内閣の支持率は19%となり前回よりさらに低下した。不支持率はさらに上昇し70%。
2兆円の給付金については、評価しないが70%。
麻生太郎と小沢一郎の「どちらが首相にふさわしいか」 は、小沢が46%で麻生の22%の2倍以上になった。 麻生離れは危機的水準に達したと共同通信は分析する。望ましい政権の枠組みについては「民主党中心が51%」 と過半数になり、「自民党中心30%」 に21ポイント差をつけた。
不支持が70%を越えたということは、麻生内閣は死に体になった。
文春が発表した民主党の予想獲得議席280は、あながちとっぴな分析とも思えなくなってきた。逆算すると自民は150~160の議席数になる。
今後、漫画太郎の支持が上る要素は全く無い。自分が発案した給付金を、「高額所得者が貰うのはさもしい、矜持に欠ける」と言っていたが、「貰うかどうか決めていない」とブレまくっているのは、情けない。2兆円を医療介護、雇用、年金などなどに使うのが政策であり、政治の役割だ。
さて、漫画太郎、前門の虎(世論)、後門の狼(民主)にはさまれて崖っぷちだ。

朝日新聞は、麻生内閣の支持率は19%で、内閣発足以来最低となった。不支持率は67%だった。

同じく、読売新聞は、麻生内閣の支持率は20%、不支持率は72%となった。次の衆院選でどの政党に投票するかは、民主39%、自民24%となり、民主党が自民党を圧倒している。
これでは漫画太郎は韓国に政治亡命か。
(ムラマサ、月光に冴える)
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