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武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

麻生太郎と小沢一郎の心の病。 ソニーの夢が消えた日

2009年01月23日 | 人生の意味
漫画太郎。
アメリカではオバマが緊張とスマイルを持って始動した。アラブ人拷問を行なっていたキューバ米軍基地の閉鎖を命令し、ホワイトハウスの上級官僚(約100名)の昇給を一時凍結することを発表し、ロビイストの出入りを禁止し、パレスチナ・アッバス、イスラエル・オルメルト、エジプトの首脳と電話会談を行い、数週間以内に金融クライシスに対する方策を立てることを打ち立て、等々のスピード感を持った指令は小気味良い。
さて、我が日本、民主党は「小沢の心の病」なのかどうか漫画太郎との対峙はモタモタ状態で、対峙というより「馴れ合い」のような雰囲気になってきた。小手先の国会対決で緊張感に欠ける。今もって小沢は、「話合い解散を」などと言っているようでは、楽隠居の爺さんのセリフだろう。
漫画太郎の腹は、はっきりしている。解散は9月の任期満了だ。それまでは何としても岩にかじりついても総理をやりたい。それは自身の権力欲の私利私欲だけでしかない。4月にオバマに会い、第二回金融サミットに出て、7月のイタリアG8に出る。G8を過ぎれば夏休みで総選挙体制に入るか、政権を投げ出すか、その時の情勢判断だ。他の者に総理の座を明け渡すことは充分にあり得る。つまり福田康夫を踏襲。なぜなら自身が総理の身で自民党が歴史的大敗を喫した場合、100年先まで麻生家は汚名を着ることになる。気位の高い漫画太郎はそれには耐えられない。1年近く総理をやって、世界の首脳と会い、G8とG20サミットを何回も経験したならば、引退後も自慢話ができる。そういう余生を送りたいものだと、眉間のシワを寄せて考えていることだろう。
さて、民主党がやるべき事は来週に、参院で二次補正を否決して通過させる。そして直ちに漫画太郎に問責決議を突きつけ、漫画太郎を引きずり降ろすことだ。そうでなければ世界の情勢激変に日本は立ち行かなくなる。なぜなら最大長くても9月までの漫画総理など世界の誰も相手にしない。米国、中国、韓国朝鮮、ロシアは日本の情勢を克明に分析していることを敢えて明らかにしておこう。

米国と韓国。
米国は日本をアライアンス(同盟国)として扱い、韓国をパートナーと表現したことに韓国は焦っているという。同盟とは生きるも死ぬも同じ運命だが、パートナーとはダンスと同じで曲が終ればジ・エンドだ。
ヒラリーは日米同盟を、「米国のアジア政策におけるコーナーストーン」と表現した。日米同盟がアジアの平和と繁栄を維持するコアだと強調した。しかし、韓国についてはいかなる説明もなく、オーストラリア、ASEANとともに「パートナーシップ」を持つ国として列挙されただけだった。
日米は、「1996年の日米安保共同宣言」で同盟関係を強固にした。
韓国の論調は、ライスに続き、ヒラリーも韓国を「差別」したことは、米韓関係が日米に比べ固いものではないとして、「差別」という言葉を持ち出して嘆いた。また、オバマ新政権のアジア政策を担当する高官が、親日本と親中国に偏っているとして「懸念」という言葉を使った。
レーガン時代のシュルツ国務長官は外交を庭の手入れに例えたという。
「いつも神経を使い、問題が小さいうちに「雑草」を摘み取らなければならない。それが国際関係であり外交だ」。

ソニー。
ソニーには夢がなくなったのではないのか。 かつて故・井深、盛田さんがうたった「愉快な理想工場」 が失われたのではないのか。ソニーに夢がないなら、ソニーファンに夢を売る事はできない。
2009年3月決算において、ソニーは2600億円の営業赤字に転落するという。 また、少なくても正規、非正規合わせて16000人の従業員の首を切るという。さて、液晶テレビ、PC、デジカメ、PSPがソニーの主力商品だが、ソニーらしいプレミアムがない。「やっぱりソニーだね」 という愉快な商品が出てこない。
そして一方、ソニーの中鉢良治・社長は公言する、「ソニーは雇用確保の為にビジネスをやっている訳ではない。 株主の利益の為にやっている」。
こういう経営者に引き連れられ、指揮されるエンジニアも辛い物があるのではないのか。 株主の利益を否定するつもりはないが、株主はBSとPLに興味はあっても、エンジニアや従業員そのものに興味があるわけではあるまい。 従業員は生活とプライドと夢の為に生涯、一生懸命働くが、株主は利益が出なければ株を売却するだけだ。

増田貴行。
武士の情けだ、辞職せよと引導を渡された。辞職しなければ懲戒免職だと迫られた。
36歳の働き盛りの警察庁キャリア官僚。 成田空港で昨年末、手荷物検査で女性検査員(32)のチェックに従わず、制止を振り切り女性検査員に暴力を働いた。そして「自分は警察庁のキャリアだ」とぶち切れ、「千葉県警本部長を呼べ、お前なんか首にしてやる」と威嚇し、さらに、この女性検査員に侮辱的な言葉を吐いたという。そして、増田貴行は、そのまま連れの女性と一緒にドイツへ出国した。悪質な暴行、海外旅行無届けの内規違反、検査及び制止妨害、恫喝行為で増田貴行を実質免職にしたのは当然だ。官僚帝国の本音。
(ムラマサ、月光に冴える)

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