さて、色々ありすぎて何から書いていいのか、この日本の現状と航路。
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麻生太郎。
昨日は本会議場で代表質問と答弁だった。
官僚の渡りについて、漫画太郎は最初「渡りは厳格に運用します」と官僚作文を読んだが、幹事長の細田が壇上に立って、「断固、渡りは止める。もう二度としない」と麻生総理には、もっと踏み込んで決意を言って欲しかったと声を張り上げたのは少し驚いた。細田は東大・世襲・官僚出身の3悪一体型だが少し見直した。麻生は再度答弁に立ち、「渡りは認めません」と踏み込んだが、顔は引きつったまま。しかしその夕刻、官邸で会見に臨んだ全官僚のトップである漆間官房副長官は、「それは総理個人の問題で、渡りを認めた政令は残ります」とヨボヨボの姿で会見に現れ、総理個人の問題だと切って捨てたのは、さすが官僚帝国の巨悪を見る思いだった。つまり総理大臣は官僚帝国に仕える執事ということだろう。執事の言う事など聞く耳持たぬということか。 さてさて、漫画太郎の顔に余裕がない。精神的にかなり追いつめられているのではないか。田中真紀子には、「麻生総理の不支持は80%になり、支持は20%を切った。こういう総理大臣に国民がついて行くと思うか」とばっさり斬られて、ひな壇の漫画太郎は顔を引きつらせていた。
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オリックスと郵政の不正。
「かんぽの宿」一括譲渡に鳩山総務大臣が反対している。当然だ。鳩山大臣は、「国民を馬鹿にするのもいい加減にしろ、こんなのは許さん。俺の所には、入札は不正だという情報が入っている」と怒った。
問題は、オリックスに「かんぽの宿」70施設を109億円で一括譲渡するという内容だ。この70施設の合計は土地代300億円、建物2100億円の合計2400億円で作られたのだ。これは我々の保険料あるいは国民の財産なのだ。郵政は国有であるから今まで法人税を払ったことはない。それをたった109億円でオリックスに売却するという。わずか22分の1で我々の財産を捨て売りするというのだ。さらに、この70施設の中にはすごい物が含まれていた。一つは埼玉の新都心にある「ラフレさいたま」という超豪華な保養施設が含まれており、その建設価格は286億円(土地66億円、建物220億円)であったが、それをたった16億円でオリックスにくれてやるという。二つ目は、都心と横浜駅周辺の郵政官舎9箇所をただ同然で売り払うという。しかも入札時にはその詳細を公に明らかにしなかった。 70施設の平均単価は約1億5千万円だから非常に安いというより、タダ同然でオリックスにくれてやるようなものだ。日本郵政機構が背後で画策し、郵政会社の社長・西川善文と小泉構造改革の担当委員でオリックスの会長・宮内義彦との裏談合の疑惑濃厚だ。 西川善文は71歳になるが、住友銀行の頭取までやった昔の毅然とした風貌は削がれ、失礼ながら今では下卑たオッサンに成り下がったのは老醜のなせる業か。
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北方四島への人道支援。
外務省とNGOの支援事業は、「ビザなし交流」にのっとって実施されてきたという。しかし一昨日、医薬品等の支援物資を届けるため船で国後島に上陸しようとした日本外務省職員とNGOに対し、ロシアは出入国カードの提出を要求した。日本側は四島がロシア領であることを認めることになるとして提出を拒否、上陸を断念した。ロシアは北方4島の返還は絶対に行なわない。それを可能にするのは我が自衛隊がロシアと戦闘状態に入れリしかないが、そういう戦争はできない。ロシアなどは北朝鮮と同じ「ならず者集団」だから、人道支援などする必要はない。そんな金があれば北海道の厳寒の地で、寒さに震えている一人身のお婆さん、お爺さんに支援をしたほうが100倍いい。そして北海道の北端から望遠鏡でロシアを眺めて、「アッカンベー」をしていればいいのだ。
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死刑執行。
【刑事訴訟法第475条、死刑の執行は、法務大臣の命令による。 前項の命令は、判決確定の日から六箇月以内にこれをしなければならない】
29日、死刑囚4人が死刑を執行された。残りの確定死刑囚はこれで95人となった。 いずれも凶悪な殺人犯ばかりで、一片の同情の余地もない。いずれも死刑確定後10年から20年ほどの間があった。法務省発表で受刑者一人当たりの年間コストは300万円かかる。確定死刑囚100人いれば年間コストが3億円かかる。それに対して10年20年と生き永らえさせるのは税金の無駄使いとしか言いようがない。日本の法律は判決確定の日から6ヶ月以内に死刑を執行せよと規定しているから、歴代の法務大臣は法の番人でありながら重大な法規違反をしている。あと95人残っているなら、刑訴法475条に従い、刑を速やかに執行すべし。一日5人執行すれば19日間で終了する。
(ムラマサ、鋭く一閃)
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麻生太郎。
昨日は本会議場で代表質問と答弁だった。
官僚の渡りについて、漫画太郎は最初「渡りは厳格に運用します」と官僚作文を読んだが、幹事長の細田が壇上に立って、「断固、渡りは止める。もう二度としない」と麻生総理には、もっと踏み込んで決意を言って欲しかったと声を張り上げたのは少し驚いた。細田は東大・世襲・官僚出身の3悪一体型だが少し見直した。麻生は再度答弁に立ち、「渡りは認めません」と踏み込んだが、顔は引きつったまま。しかしその夕刻、官邸で会見に臨んだ全官僚のトップである漆間官房副長官は、「それは総理個人の問題で、渡りを認めた政令は残ります」とヨボヨボの姿で会見に現れ、総理個人の問題だと切って捨てたのは、さすが官僚帝国の巨悪を見る思いだった。つまり総理大臣は官僚帝国に仕える執事ということだろう。執事の言う事など聞く耳持たぬということか。 さてさて、漫画太郎の顔に余裕がない。精神的にかなり追いつめられているのではないか。田中真紀子には、「麻生総理の不支持は80%になり、支持は20%を切った。こういう総理大臣に国民がついて行くと思うか」とばっさり斬られて、ひな壇の漫画太郎は顔を引きつらせていた。
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オリックスと郵政の不正。
「かんぽの宿」一括譲渡に鳩山総務大臣が反対している。当然だ。鳩山大臣は、「国民を馬鹿にするのもいい加減にしろ、こんなのは許さん。俺の所には、入札は不正だという情報が入っている」と怒った。
問題は、オリックスに「かんぽの宿」70施設を109億円で一括譲渡するという内容だ。この70施設の合計は土地代300億円、建物2100億円の合計2400億円で作られたのだ。これは我々の保険料あるいは国民の財産なのだ。郵政は国有であるから今まで法人税を払ったことはない。それをたった109億円でオリックスに売却するという。わずか22分の1で我々の財産を捨て売りするというのだ。さらに、この70施設の中にはすごい物が含まれていた。一つは埼玉の新都心にある「ラフレさいたま」という超豪華な保養施設が含まれており、その建設価格は286億円(土地66億円、建物220億円)であったが、それをたった16億円でオリックスにくれてやるという。二つ目は、都心と横浜駅周辺の郵政官舎9箇所をただ同然で売り払うという。しかも入札時にはその詳細を公に明らかにしなかった。 70施設の平均単価は約1億5千万円だから非常に安いというより、タダ同然でオリックスにくれてやるようなものだ。日本郵政機構が背後で画策し、郵政会社の社長・西川善文と小泉構造改革の担当委員でオリックスの会長・宮内義彦との裏談合の疑惑濃厚だ。 西川善文は71歳になるが、住友銀行の頭取までやった昔の毅然とした風貌は削がれ、失礼ながら今では下卑たオッサンに成り下がったのは老醜のなせる業か。
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北方四島への人道支援。
外務省とNGOの支援事業は、「ビザなし交流」にのっとって実施されてきたという。しかし一昨日、医薬品等の支援物資を届けるため船で国後島に上陸しようとした日本外務省職員とNGOに対し、ロシアは出入国カードの提出を要求した。日本側は四島がロシア領であることを認めることになるとして提出を拒否、上陸を断念した。ロシアは北方4島の返還は絶対に行なわない。それを可能にするのは我が自衛隊がロシアと戦闘状態に入れリしかないが、そういう戦争はできない。ロシアなどは北朝鮮と同じ「ならず者集団」だから、人道支援などする必要はない。そんな金があれば北海道の厳寒の地で、寒さに震えている一人身のお婆さん、お爺さんに支援をしたほうが100倍いい。そして北海道の北端から望遠鏡でロシアを眺めて、「アッカンベー」をしていればいいのだ。
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死刑執行。
【刑事訴訟法第475条、死刑の執行は、法務大臣の命令による。 前項の命令は、判決確定の日から六箇月以内にこれをしなければならない】
29日、死刑囚4人が死刑を執行された。残りの確定死刑囚はこれで95人となった。 いずれも凶悪な殺人犯ばかりで、一片の同情の余地もない。いずれも死刑確定後10年から20年ほどの間があった。法務省発表で受刑者一人当たりの年間コストは300万円かかる。確定死刑囚100人いれば年間コストが3億円かかる。それに対して10年20年と生き永らえさせるのは税金の無駄使いとしか言いようがない。日本の法律は判決確定の日から6ヶ月以内に死刑を執行せよと規定しているから、歴代の法務大臣は法の番人でありながら重大な法規違反をしている。あと95人残っているなら、刑訴法475条に従い、刑を速やかに執行すべし。一日5人執行すれば19日間で終了する。
(ムラマサ、鋭く一閃)