武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

石原慎太郎と皇帝ネロ

2009年04月21日 | 人生の意味
麻生太郎。
昨日、側近の細田博之と大島理森に官邸で会い、4月27日に国会に提出する2009年度補正予算について、「強い決意で予算の成立を図れ」と指示したそうな。 
何でも麻生は「大型連休を全部使ってでもやれ。それが今の麻生内閣の仕事だ」 と厳しく指示を出したという。 33兆円の借金を含んだ本予算が上ったばかりで、さらに15兆円という大型補正は、過去に小渕総理が行なった9兆円という補正をさらに超えるもので、日本を借金漬けにするものだ。 本予算と合わせると44兆円を超える赤字国債発行になる。 しかも補正の内容は殆どが一過性のもので、今の痛みをその場しのぎの麻薬注射で抑え、切れればまた麻薬が欲しくなる麻薬中毒の患者のようなものだ。 それを処方する麻生太郎は、言ってみれば悪徳医師かヤブ医者だ。あるいは売人と言った方が正しいのか。 この15兆円の核心は公共事業費であり、危機に瀕する麻生株式会社の私的救済であることを誰も指摘しない。
一方、民主党はどうするのか。 今のところ財源は別にして大型補正は基本賛成のようだが、そうであるとすればチェック&バランスが働かない腐れ政党だ。 ここは5月決戦がラストチャンスだ。 麻生太郎に対して問責決議を突きつけ、この「薄らバカ」を早く引きずり降ろせ。 しかしながら小沢一郎は、赤門官僚帝国から、「問責を出せば、大久保の再逮捕、談合あっせん利得」 を匂わせられ、金縛りにあっていると桜田門の木の上にとまるフクロウから聞こえてくるが。
☆7月8日イタリアサミット。
総選挙を行い、勝利した新総理が行くべきだ。 今まで、安倍、福田と2代続けてサミット後に政権を投げ出し、世界の物笑いにされたが、今度このまま麻生太郎がイタリアへ行った場合、政権寿命は長くて9月10日で、政権投げ出しか、消え去る運命にある。 そういうレイムダックの総理をG8に参加させれば日本の信用失墜は大きい。麻生が勝てばレイムダックではなくなり、堂々と胸を張って、ベランメェ英語で相手を煙に巻けばいいのだ。 目が笑わないガハハ笑いは世界で通用するかも。

石原慎太郎とオリンピック。
2年前に石原が3選された後、何やら東京オリンピック招致を訴え始めた時には、9年後の事に随分張り切っているな、その時まで存命だろうか、などとボンヤリ思ったものだったが、ここ1週間ほどのIOC選考委員に対する接待と招致運動を見ると、何と活動費として150億円かかったというのだから、そのカラクリが見えてきた。 昨日も述べたが、たった15分の鑑賞の為に東京のジオラマを作ったが、その費用は5億円だという。 しかも余りに精巧なものを作った為に、製作日数1年半をかけたらしいが、他の専門家に作らせれば5百万円も出せば立派なものが作れる。3ヶ月もあれば余裕だろう。例えどんなに精巧なものであっても模型は模型。 5億円もかければ、老人用とか身体障害者向けの立派な福祉施設が作れるというものだ。 そういう都税を喰い物にして石原ファミリーと取り巻き連中の私腹を肥やす為に、オリンピック招致運動をやっているとしか考えられない。 金をかけるなとは言わないが、どんなに費用を使っても10億円、いや5億円だって多いくらいだ。 本ページは、2年前に石原慎太郎を厳しく批判したが、ローマ帝国に見られるように大衆の熱狂は皇帝ネロを作るのか。
(じゅうめい、低く口笛を吹く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする