武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

新宿酒場 ロン 4・10

2009年04月11日 | 人間の欲望
新宿酒場 ロン 4・10
島、絵美、銀さん、洋子ママが話し込んでいる。
「何かおかしいと思わないか」
「何が」
「麻生の顔付き」
「前から尖ってはいるが 」
「それが最近は、妙にキチガイ染みて来たような、凶暴性というか」
「それは感じるな。前からエキセントリックではあったが、輪がかかった」
「麻生が外国プレスで、中国の流行雑誌に載った(エビとかアユ)とか魚じゃあるまいしタレントを得意気に見せていたが、総理のやることじゃない」
「油断がならない独裁国家・中国か。麻生は今晩アセアン会議でタイへ向かった。明日、温家宝と日中会談をやるらしいが、尖閣も、東シナ海の油田も、何も前に進まない」
「中国にとって麻生太郎などはどうにでもなると思っている」
「そういうことだな、日本は国際外交で孤立しているというより、バカにされて相手にされていない。これで経済が駄目になれば、日本は太平洋に浮ぶ土建国家に過ぎない」
「麻生は、15兆円の補正が通らなければ、解散だと言っているが」
「それは口先だけで解散は絶対にない。小沢ショック後でも不支持60%じゃとてもできない。15兆円の補正というのは、それは強い麻薬みたいなもので、一時的な痛みは抑えられ、元気溌剌になるが、逆に日本にとって命取りになる」
「麻薬が切れれば中毒になって、補正依存症、つまり借金依存症だ」
「今年度だけで44兆円の赤字国債を出す。つまり収入より多い借金だ。自動車と家電を買えば国が補填するというが、それは一過性だけの満腹感だけで、持続性がない」
「時間が経てば、また腹は空く。しかし財布にあるのは借金の借用書だけ」
「昨日、じゅうめいが面白いことを言っていたな。麻生の15兆円補正は、ウナギの蒲焼の匂いだって。国民に匂いは嗅がせるが、核心の公共事業費は官僚と自民党の政治家だけが美味い所を喰う。13年以上、同じ車に乗っている人は珍しい。家電は10年以上使うのが普通だから、魅力はない」
「だから無知な大衆は騙される。今回の補正の意味は公共事業なんだ。例えば九州の麻生の会社は公共事業が大きいから、実は麻生株式会社の救済なんだな」
「麻生はとんでもない野郎だ。総理の椅子にしがみついて、麻生企業の救済を国民の税金を使ってやろうとする。そしてイタリアサミットに出たいという私利私欲でやっているから、亡国の政治だ」
「ただ麻生が恐がっている事が一つある」
「それは何だ」
「ずばり問責決議だ」
「5月の連休明けに補正の審議が始まるが、問責が出されれば任期満了まで4ヶ月しか残っていない。参院で可決されれば、麻生は進退に窮する」
「その際、総選挙に打って出るか、参院を無視して衆院だけの片翼飛行で強行突破するか、麻生だったらどっちもありえるな」
「しかし、さすがに麻生でも、参院の無視はできない。だからといって解散はできない。だからある噂が永田町を飛び交っている」
「ああ、その噂は聞いた。小沢との手打ちだな」
「解散をやれば、100%麻生自民は負ける。負けたらイタリアへは行けないし、麻生企業救済の補正は成立しない」
「7月8日開幕のイタリアサミットには、石に噛り付いても行きたいということだから、その執念はすごい」
「7月12日の都議会投票日も、麻生サイドからの働きかけで、サミット後に設定されたくらいだから、這ってでも行くさ」
「それで12日の都議会選挙で勝てば解散、負ければ・・・」
「負ければ政権投げ出し、その時には補正は成立している」
「福田康夫と同じパターン。マーフィーの法則だな。安倍、福田、麻生と総理の息子と孫は1年で政権投げ出しを行なう」
「ちょっと待って、その噂って何よ」
「噂っていうのは、永田町というより夜の銀座で流れているんだが、人の口には戸は立てられないというのはホントだな」
「大久保秘書は虚偽記載だけで手打ちだと。 本当は検察の過激派は(談合仕切り)と(あっせん利得)を狙っていたが、小沢との裏取引では(問責決議は出さない)だからそれ以上の小沢追求はしないという麻生・赤門帝国との手打ちだと漏れ聞こえてくる」
「なるほどな。山岡は3月2日に初めて、問責決議を出す頃合だと麻生を牽制した瞬間、大久保が4日にパクられた」
「小沢の肩を持つわけじゃないが、建設マフィアと根っこの深さは別にして、森田健作の政治資金規正法違反と公職選挙法違反の方が、小沢より10倍性質が悪い。大久保の虚偽記載事案は不当逮捕であり不当起訴だと見るのがまともな法曹家の目線だ」
「元特捜部長の宗像と元特捜検事の郷原信郎も、そう言ってたな」
「森田健作は現行犯逮捕並みに悪質だ。甘利から100万円、山崎から300万円貰っていながら記載していなかった。それ以外の違法行為もボロボロ」
「合法的に処理した大久保が逮捕され、違法処理した者が、お咎め無しでは江戸時代の(お主も悪よのォ)の世界だな」(笑)
「だから(権力の自己矛盾)の穴に陥ると警告したのだが。 赤門検察の(俺が法律だ)という権力の魔性だな」
「100歩譲って大久保秘書の逮捕起訴が正当だとするならば、(談合とあっせん利得)まで行かなければ検察の腐敗と言うしかない」
「それだけ麻生太郎が追いつめられたと同時に、官僚帝国も危険な賭けに出たということだな」
☆ 韓国と北朝鮮
「韓国政府は、日本の検定に合格した社会教科書を(誤った歴史を美化して教えるのはけしからん)と日本に激しく抗議していたが」
「韓国朝鮮の猿だな。 日本は、内政干渉だとして強く逆抗議しなければ駄目だ。必要なら3兆円の通貨スワップも取り消し、ハイテク部品の輸出禁止をやれば、韓国はすぐに破綻国家になる」
「そういう外交カードを使わない外務省とか官邸は、日本を危うくする。日本は逃げずに韓国と喧嘩するくらいでないと駄目だ。長い目で見れば、その方が日韓友好に、はるかにプラスになる。内政干渉を許して、日本は逃げ回るから、いつまで経っても陰湿な憎み合いになる。それだけ外務官僚はもちろんだが、自民党政治の駄目さだ」
「自民党は利権には目の色を変えるが、国際政治はからっきし無能だ」
「田中角栄の土建利権政治が日本を大きく歪めてしまった。その御曹司である小沢一郎も利権のラストエンペラーだと言っていい」
☆ 10日金曜日の午後7時頃から11時頃まで、グーグルが中国のハッカーから乗っ取られ、検索はすべて中国語ページに置き換えられた。
(じゅうめい、低くボレロを口ずさむ)
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