たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「梅雨寒」「梅雨冷」

2014年06月11日 22時58分57秒 | つぶやき・うんちく・小ネタ・暇つぶし・脳トレ

「梅雨入り」「入梅」が発表された6月5日以来 それまでの 少雨から 打って変わって 大量の雨が降り続いている当地、被害も出ていますが 日照時間が極わめて少ないため 朝夕等 ひんやり 寒く感じられる位の毎日になっています。
「梅雨寒(つゆざむ)」「梅雨冷(つゆびえ)」と 言うんでしょうか。
日本人は 古来より 季節の移ろいを 細やかな感性で 受け止め 日本人ならではの言葉、表現方法を 紡いできました。こと 「梅雨」に掛かる言葉や表現方法だけでも 沢山有ることに気が付きます。

「菜種梅雨(なたねつゆ)」・・菜の花が咲いている時期の長雨のこと。
「梅雨の走り」「走り梅雨」「迎え梅雨」・・梅雨入り前の 梅雨に似た長雨のこと。
「梅雨(ばいう)(つゆ)」・・梅の実が熟れる頃の ジメジメ降る雨の意味。
「梅雨の中休み」・・梅雨の中盤、一時的に天気が回復する時期、
「梅雨晴れ」・・梅雨の間の一時的な晴れ間、高温多湿。または 梅雨が明けて晴れること。
「空梅雨(からつゆ)」・・梅雨の時期に 全く雨が降らないこと。
「暴れ梅雨(あばれつゆ)」「荒梅雨」・・梅雨の終盤の 集中豪雨等のこと。終盤でなくても 今年のように 序盤から 各地で 被害が出ていますが・・。
「送り梅雨」・・梅雨の終盤の雷を伴うような豪雨のこと。
「戻り梅雨」「帰り梅雨」・・梅雨明けした後の 梅雨に似た長雨のこと。

さらに 「雨」に関係する言葉や表現方法はと言うと 数え切れない程になります。四季の変化豊かな日本の自然、とりわけ 人々の暮らしの中で 雨との関わりが ひときわ 深いからでしょうか。


 

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