赤城山逍遥その5 からの続き
その6 大沼・赤城神社
宿から歩いても 10分足らずで 赤城神社に着きます。
清清しい早朝、まだまだ 観光客の姿は ほとんど無く 黒檜山登山口へ向かうハイカーが ちらほら見られるだけの、静かな湖畔です。
駐車場から 橋を渡り始めると 数十メートル先から 波を立ててどんどん集まってくる魚があり 見ると 鯉のようです。
大きな口を開け 餌を強請る様子、生憎 何も持っておらず バイバイするしかありません。
二拝二拍手一拝
社殿前の 「赤城神社由緒記」によりますと 元々は 古代神霊の宿る山として崇められた赤城山ですが 江戸時代には、家康公を合祀した 赤城神社として 大沼(おの)南畔大洞に有り 山麓諸村の信仰によって守られてきたんだそうです。
明治以降 観光客を迎えるようになり 一層有名になったが 社殿が荒廃したため 昭和40年に 大洞から 現在の地 小鳥ヶ島に 神域を移転、遷宮されたそうです。
いったん宿に戻り 車で移動し 覚満淵を 歩くことにします。
(つづく)