たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「北国の春」

2025年03月12日 10時21分52秒 | 懐かしいあの曲

昭和20年代~30年代、高校卒業まで、雪深い北陸の山村で育った爺さん、故郷を離れて70年近くにもなるが、毎年、この時期、3月、4月頃になると、故郷の山、川の風景が目に浮かび、春よ来い、早く来い、春を待つ心情が蘇ってくる気がしている。
それと同時に、童謡「春よ来い」や、卒業式の「仰げば尊し」、抒情歌「早春賦」、等々、脳裏に焼き付いている曲が、次々と思い浮かんでくるが、後年になって覚えた歌謡曲「北国の春」も、その一つである。

今更になってネットで調べてみると、
「北国の春」は、作詞 いではく、作曲 遠藤実、唄 千昌夫で、1977年(昭和52年)に、リリースされた歌謡曲で、都会で暮らす男性が、実家から届いた小包を受け取り、早春期の故郷や家族、かつての恋心などを想う内容の曲だった。
当時、千昌夫は、テレビの歌番組に出演する際、師匠である遠藤実の反対を押し切り、古びた外套に帽子、丸縁眼鏡、使い込んだ古いトランクをぶら下げ、ゴム長靴、首には手ぬぐいを巻き、背中に風呂敷包みを抱え、コートのボタンをひとつかけ違うという出稼ぎスタイル姿で登場、ファンも視聴者もこれにはびっくりしたものだが、同時に、親近感を持って拍手喝采、瞬く間に、大ヒット曲となった。
曲名の「北国」とは、どこを指しているのか、歌詞の中には、具体的な地名は登場していないが、作詞者のいではくが、後に、自身の故郷、長野県南牧村が有る信州の情景を描いたと語っており、一方、作曲者の遠藤実は、いではくの詞をもとに自身の故郷(少年時代を過ごした疎開先)の新潟県をイメージして作曲したと語っている。いずれにしても、信越地方の早春を描いた曲ということになるが、今では、北海道、東北等から、春風、雪解け等の便りが届き始める、3月、4月頃になると、必ずや、思い浮かんでくる曲のひとつになってしまっている。

(ネットから拝借画像)

千昌夫の「北国の春」  (YouTubeから共有) 

オカリナ演奏の「北国の春」  (YouTubeから共有)


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2 コメント

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アナザン・スターさん、こんにちは、 (takezii)
2025-03-12 11:37:00
>作詞・作曲共に... への返信

私にとっては、雪国故郷に情景、春を待つ心情が、蘇ってくる曲の一つになっている気がします。
コメントいただき有難うございます。
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作詞・作曲共に (アナザン・スター)
2025-03-12 10:52:29
歌詞のよさに、作曲の歓びが堪りません。
他人の心を掴み離さない声にも。

懐かしくも、思える歌を有難うございます。
古里は、何時の年代にも浮かんできます。
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