この地に引っ越してきてから、もう40年以上にもなる。引っ越してきた頃は、周辺一帯に畑が広がり、一部水田までが有り、夏には、ホタルが庭に舞い込んできたことも有った。梅雨の頃から初秋に掛けては、夜中、コウロギやカエルの鳴き声が賑やかに聞こえたものだった。今では、びっしり住宅が立ち並び、我が家もその中に埋もれてしまっている。
引っ越してまもなくの頃のこと、広大な農地を保有されていた地元の元農家のFさんと懇意になり、無農薬、新鮮野菜に拘る妻が、空いている畑地の片隅を貸してもらい、ど素人の野菜作りを始めたものだった。そのFさんは、数年後に亡くなってしまったが、現在の当主Fさんご夫妻とも気心が通じて、引き続き畑地を使わせてもらっているという次第である。
また、引っ越してきた直後から親しくなっている元々地元のOさんご夫婦は、野菜作りの名人?、その詳しく、正確なノウハウを、妻は随分と吸収し、今持って、我が家の「畑師匠」となっている。妻は、さらに、ネットや野菜作り本を参考にしたりして、見様見真似の野菜作りを続けているが、当初、自営業を続ける傍ら、妻の助手?であった爺さんも、完全に仕事をやめてからは割り込み、ブログネタにしている風である。
毎年、その年の気候天候の具合、種まき、苗植え付けのタイミング、野生動物、鳥、害虫、病気等による被害、等々により、豊作も、不作もある野菜作り。しかも、つきっきりのプロとは大違いで、天候、体調、気分次第での、「Go To 畑!」であるので、収穫は、あてにならない。もちろん、豊作はうれしいことではあるが、決して、成果至上主義ではなく、野菜を作る過程を楽しんでいるという風でもある。太陽の下、自然の中で、汗を流し、身体にある程度の負荷を掛ける畑仕事は、月額数千円も支払って、スポーツジムに週何回か筋トレに通う?代わりと考えれば、無理せず、マイペースで、ボチボチ続けられ、健康のためにも良いことではないか・・等と勝手に決め込んでいるのだ。足、痛!、腰、痛!で、いつまで続けることが出来るか分からなくなっているが、今年も、なんとか続いている。
2022年も、半年が過ぎ去ってしまった。今年は、冬からずっと天候不順、異常気象が続いている感じがしており、その影響なのかどうか分からないが、いつもと比べて、野菜類の出来、不出来が、激しいような気がしている。いつもと比べて、どうだったのか、独断と偏見で、通信簿?を作ってみた。
大根 5
(太く、でっかく育ち、ほとんどが最後まで、スが入らず、腐らず、だった)
白菜 3
(小さく、固く締まらず不出来だったが、量だけはなんとか食する分採れた)
小松菜 4
(結構長い期間収穫出来たが、いつもの勢いは無かったようだ)
ホウレンソウ 2
(茎葉の生育、極めて悪し、見栄え悪し、ウチで消費する分なんとか)
ノラボウ菜 4
(寒冷に強い性質のノラボウ菜、今年も良く採れた)
キヌサヤ 2
(茎葉が生育せず、ウチで消費する分は、なんとか)
スナックエンドウ 1
(茎葉が生育せず、ほとんど実が付かずにおしまいになってしまった)
サラダ菜 2
(植え付けした直後から不調、成長したのは半分以下?)
サニーレタス 5
(植え付けした時点では、生育悪しだったが後半調子が出て長期間収穫出来た)
イチゴ 2
(実が生る時期に生らず、6月中旬以降になって生り出したが、量、質、最低)
タマネギ 3
(小玉ばかり、数量もいつもの半分、高騰の折、ウチで消費する分にはOK)
ジャガイモ 5
(大きさ、数量共、過去最高の出来)
トマト ? (7月初旬、やっと調子が出てきているが・・)
ミニトマト ? (7月初旬、やっと調子が出てきているが・・)
ナス ? (7月初旬、やっと調子が出てきているが・・)
キュウリ ? (7月初旬、やっと調子が出てきているが・・)
ゴーヤ ? (7月初旬、やっと調子が出てきているが・・)
ピーマン ? (7月初旬、やっと調子が出てきているが・・)
シシトウ ? (7月初旬、やっと調子が出てきているが・・)
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