たけじいの気まぐれブログ

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読めない書けない難漢字 No.68

2024年02月01日 09時49分39秒 | つぶやき・うんちく・小ネタ・暇つぶし・脳トレ

普段、会話や文章で、あるいはテレビやラジオ、新聞等で、ごく普通に使われている言葉で、誰でも知っている言葉の中にも、いざ、咄嗟に漢字で書けと言われると、「???」となってしまう言葉が、結構有るものだ。
もちろん、漢字検定何級、漢字クイズ王なる人達にとっては、御茶の子さいさいなのかも知れないが、一度や二度、聞いても、教えてもらっても直ぐそのそばから忘れてしまう類の爺さんは、たまたまそんな漢字に出会うと、「へー!、そうなんだ・・」、その都度、目から鱗・・・・、になってしまう。
今は、有難い世の中、漢字不勉強で語彙力の無い爺さんでも、PCやスマホの漢字変換ソフトのおかげで、ブログ等には、読めない、書けない難漢字であっても、平気で、知ったかぶりして書ける時代だが、「じゃ、実際、自分で読んでみろ、書いてみろ」と、問題に出されたら、降参してしまうこと多しである。


先日、読み終えた時代小説の中で、たまたま目に止まった漢字が有った。
普段、極く当たり前に使っている言葉で、しょっちゅう、ブログ等にも、平気で書き込んでいる言葉、「まぎらわしい」「まぎれる」である。
特別、難漢字でもなく、読めるし、書けるが、10数年前に、あまりよく考えないで付けたブログタイトル、「たけじいの気まぐれブログ」の「気まぐれ」が気になりだしてしまった。

今更になって、国語辞典、漢和辞書で調べて見ると、
「きまぐれ」を漢字で書くと、「気紛れ」となる。
「気が変わりやすいこと、その時々の気分で物事を行うこと、または、そういう人、その時々で変わりやすくなかなか予測出来ないこと」・・・・、
フム、フム、
ところが、
「紛れ」には、「まぎれ」と読む場合と、「まぐれ」と読む場合とでは、意味が異なることが分かった。
「まぎれ」と読む場合は、「まぎれること、入り混じって見分けにくいこと」の意味になり、
(例)「紛れ物」(まぎらわしいもの、人をごまかすもの、にせもの)
「まぐれ」と読む場合は、「思いがけず、ある結果になること、偶然」の意味になる。
(例)「紛れ当たり」(偶然にうまく当たること、偶然にうまくいくこと)
「たけじいの気まぐれブログ」の「気まぐれ」
意味からすると「まぎれ」の方であって、「まぐれ」の方ではないが、読みは、「気まぎれ」ではなく、「気まぐれ」。
「まぐれ当たり」の方も、悪く無いかな・・・等とも思ったりして・・・・。













(漢字)

気紛れ


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