この時期になると 今から43年前 1977年(昭和52年)10月にリリースされた 作詞・作曲 さだまさし 唄 山口百恵・さだまさしの 「秋桜(コスモス)」が なんとなく思い浮かんできてしまう。今では 「日本の歌100選」にも 選ばれているのだそうだ。
晴れ渡った秋の庭先、嫁ぐ日を目前にした娘さんと母親の情景が 詠み込まれた詩と 穏やかなメロディーに 思わず ポロっと涙を流してしまう人も多いのでは無いかと思う。
「秋桜(コスモス)」 作詞・作曲 さだまさし、
(1)
薄紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜まりに揺れている
この頃涙もろくなった母が
庭先で一つ咳をする
縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話繰り返す
独り言みたいに 小さな声で
こんな小春日和の穏やかな日は
貴方の優しさがしみてくる
明日嫁ぐ私に 苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと笑った
(2)
あれこれと思い出をたどったら
いつの日も一人ではなかったと
今更ながらわがままな私に
唇噛んでいます
明日への荷造りに手を借りて
しばらくは楽しげにいたけれど
突然涙こぼし 元気でと
何度も何度も繰り返す母
ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます 私なりに
こんな小春日和の穏やかな日には
もう少し貴方の子供で
いさせて下さい
ハーモニカ演奏の「秋桜(コスモス)」 (YouTubeから共有)
(注)「この動画はYouTubeでご覧下さい」をクリックすると視聴出来る。
2019年6月29日の記事「秋桜(コスモス)」 → こちら