たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「モンテカルロの一夜(Eine Nacht In Monte Carlo)」

2023年10月14日 17時21分48秒 | 懐かしいあの曲

当地、今日は、やや雲が多かったものの、秋晴れ?
スッキリ爽やか、絶好の行楽日和だったが、
すっかり出不精になっている老夫婦、
1日中、家籠もりで、
あっという間に、夕暮れ、
夕食前の手持ち無沙汰な時間、
久し振りに、タンゴを聴きたい気分になり、
古いLPレコード盤を引っ張り出して針を落としているところだ。

若い頃、薄給でおいそれとレコード盤等買えなかった時代に、レコード店で迷いに迷って無理をして買った類の数少ないLPレコード盤、ドーナツ盤等、CD時代になってからも処分することが出来ずにダンボール箱に詰め込んだままになっていたが、つい最近になってからのこと、懐かしくなり、時々引っ張り出しては聴くようになっている。
その内の1枚に、アルフレッド・ハウゼ楽団(Alfred Hause and His Tango Orchestra)のLPレコード盤「ベリー・ベスト・オブ・コンチネンタルタンゴ」(全14曲)が有る。色褪せたレコードジャケットの隅っこに 「S.40.12.24」という日付が書き込まれており どこで買ったのか等の記憶には無いものの、自分で買ったものに間違い無く、今から60年程前に買ったレコード盤ということになる。よくもまあ 後生大事に持ち続けているものよ・・、我ながら呆れてしまう。「定価=1,800円」と印刷されており、当時の手取り給料額からすると、かなり無理して買ったことも間違いない。すでに、B面の一部分には、キズが入っており、コツ、コツ、コツ・・、雑音が出てしまうが、アナログならではの音質が、未だになんとか楽しめる。

収められている曲は、お馴染みの曲ばかり、若い頃から、カセットテープ、CD時代になるまでの間、どれだけ繰り返して聴いたか分からない。
「碧空」「夜のタンゴ」「バラのタンゴ」「夢のタンゴ」「真珠採り」「月下の蘭」「モンテカルロの一夜」「オレ・グワッパ」「ヴィオレッタに捧し歌」「奥様お手をどうぞ」「ジプシーの嘆き」「小さな喫茶店」「カプリ島」「ジェラシー」。
その内の1曲、「モンテカルロの一夜」を、YouTubeから共有させていただいた。

今更になってネットで調べてみると
「モンテカルロの一夜( Eine Nacht In Monte Carlo)」は、原題「Bomben auf Monte Carlo」、
1931年(昭和6年)に、監督 ハンス・シュワルツで、製作されたドイツ映画 「狂乱のモンテカルロ」の主題歌として、ロベルト・ギルバート(Robert Gilbert)が作詞、ウエルナー・リチャード・ハイマン( Werner Richard Heymann )が作曲、劇中、ドムグラーフ・ファスベンダーが歌った楽曲だったのだそうだ。「へー!、そうだったの」・・である。
もちろん、映画も観ていないし、原曲を聴いたこともないが、終戦後、一時、タンゴブームが有り、アルフレッド・ハウゼ楽団、マランド楽団等、数多に演奏されて、コンチネンタルダンゴのスタンダード・ナンバーとなり、脳裏に焼き付いた楽曲だ。
コンチネンタル・タンゴの名曲、数有れど、「モンテカルロの一夜」も、その一つであること間違い無いと思っている。

アルフレッド・ハウゼ楽団演奏の「モンテカルロの一夜」(YouTubeから共有)


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1 コメント

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tamasaさん、コメントいただき有難うございます。 (takezii)
2023-10-15 13:59:33
相互フォロワー登録してるtamasaさんから、「コメント欄」外で、コメントをいただきました。せっかくいただいたコメント、下記へ、コピペさせていただきます。

季節は、すっかり秋になってしまいました。光陰矢の如し、季節の穏やかな推移が無くなってしまったように思われます。そのためか、二 三日前に咲き始めた木犀、今年は例年のような強い香りがしないまま、この辺は雨ですので散ってしまいそうです。ちよっと気抜けがしたり、寂しくもあります      
今年も四台の扇風機、それにしても驚きです。今年の猛暑を扇風機で乗り切ったとは !、それだけ自然の環境が違うのでしょうか。いやあ、驚きです。        
秋の景色、堪能しました。奥那須秘湯、煙草屋旅館、いい風情ですね。那須地方へは行った事もありますが、那須 塩原と言う言葉に懐かしさを覚えます。身体の動けるうちに、また行ってみたいですがどうなる事やら。       
アルフレッド・ハウゼ、懐かしいですね。何時聴いても良いです。郷愁を誘われます。
カール・ブッセ、山のあなたの空とおく、二十代の初め頃住んでいた街で駅からの帰り道、商店街の宣伝放送がよくこの詩を流していました。馴染み深い詩の一つです。秋の日のヴォロンのためいき、有名な詩ですが、現代の作家が訳したものは少し違っていて、正確に訳したのでしょうが、何か味気ない気がします。  
里の秋、以前にも書きましたが作詞者はわたくしの住んでいた村の隣りの隣りの村の出身です。ですから東北地方をイメージして書いたと言う作者の言葉にも関わらず、自分の住んでいた地方の風景が多分に織り込まれているのだと、わたくしは勝手に思ったりしています。実際、そのままの風景が折れ込まれています。懐かしい風景です。
野菜の高い事、驚くばかりです。わたくしは滅多に観ないテレビの中でテレビ東京の「なぜそこに」という、山深い辺境に住む人を訪ねる番組が好きで時々見るのですが、そこで自由に、川で魚を捕ったり、広々とした畑で、それこそ、サルやイノシシたちと戦いながら自然の中で暮らしている人達を見ると、都会に住む人達よりはるかに人間としての豊かな生き方をしているなあ と思い、改めて豊かさとは何かと思ったりしています。
今回も美しい山岳写真を始め、楽しい記事を有り難う御座いました。   
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