たけじいの気まぐれブログ

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「旅愁」(再)

2023年11月03日 16時59分39秒 | 懐かしいあの曲

毎年、秋が深まりゆく今頃になると、ふっと感傷的な気分になり、秋を歌った童謡、唱歌を、ふっと思い浮かべることが有る。子供の頃覚えた童謡、唱歌を聞くと、当時の故郷の情景や暮らしまで、セピア色で蘇ってくるような気がするのだ。特に秋を歌った童謡、唱歌からは、日本人ならではの心情を深く感じる。秋を歌った童謡、唱歌は、特に多いような気がするが、2007年(平成19年)に、「日本の歌百選」の1曲に選ばれているという「旅愁」も、その一つではないかと思っている。

今更になってネットで調べてみると
「旅愁」は ジョン・P・オードウエイ(John P.Ordway)作曲した「家と母を夢見て(Dreaming of Home and Mother)」が原曲で、1907年(明治40年)に、犬童球渓(いんどうきゅうけい)が、翻訳・作詞した唱歌だった。同年に、音楽教科書「中等教育唱歌集」で取り上げられたのだそうだ。
アメリカ人の楽曲にもかかわらず、日本人の心情に響くメロディーであり、歌詞は、110年以上経った今でも、すっかり「日本の歌」として、広く親しまれているように思う。

「旅愁」 
作曲 ジョン・P・オードウエイ(John P.Ordway)、作詞 犬童球渓 

(1)更け行く秋の夜 旅の空の
   わびしき思ひに 一人なやむ
   戀しやふるさと 懐かし父母
   夢路にたどるは 故郷の家路
   更け行く秋の夜 旅の空の
   わびしき思ひに 一人なやむ

(2)窓うつ嵐に 夢もやぶれ
   遥けき彼方に 心迷う
   戀しやふるさと 懐かし父母
   思いに浮かぶは 杜の木ずゑ
   窓うつ嵐に 夢もやぶれ
   遥けき彼方に 心迷う

「旅愁」 (YouTubeから共有)


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (1948219suisen)
2023-11-03 19:03:53
歌詞だけでも心打たれますね。
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1948219suisenさん、こんばんは、 (takezii)
2023-11-03 19:38:50
明治、大正、昭和、平成、令和、
時代は変わり、すっかり、環境も、暮らしも変わりましたが、日本の季節感、日本人の心情、変わって欲しくないものですね。
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