古民家ギャラリーうした アート教室！

現在、古民家ギャラリーうしたでは、

はじめての方、再びはじめたい方など
簡単な基礎からお教えしていきます。
一閑張り、これは、ザルなどの籐細工に
和紙を張り付けて、柿渋で塗る
というものや、羊毛の紡ぎ、
などをお教えしています。実際に、糸車
を使い、ご自分で紡げるようになるまで
丁寧にお教えします。糸が紡げるように
なったら作品を作ってみませんか？絵織り
も習えますよ。他にも、水彩、鉛筆画、
などもお教えします。いずれも、講師に、
鶴岡たか、がお教えいたします。
優しく、丁寧に、どなたでも上手に描けたり、
紡げたりするまで、お教えしていきます。
鶴岡たかは、世界児童画展の指導者賞を
三年連続受賞しました。

問い合わせ　　０８２（２２１）５４０１
　　　　　　　　　　　鶴岡たか　　まで

花木 英明 「想」

「想」と題されたこの作品。果たして
この像は何を想っているんだ？と。背
中を見ると、贅肉が付いているので、
少女ではないらしい。しかし、顔は中
年女性にはあまりみえないのであるが。
ちょっと太めの三十代か？三十代と
十代では、考えていることは違うだろう
と思われる。
やはり、少女像と少女像に挟まれ
て置かれているので、作者的には少女
なのだろうか、と結論付けられる。お
そらく世界平和、とは言わないだろう。
学校のことか、家庭のことか、少女な
ら身近な事柄であろう。
かくいう僕は小学生の時、なにを考え
ていたかな、と思うと、よく本を読ん
でいて、夢想家だったので、よく自分
でも分からない、ということになるだ
ろう。自分のことも分からないのに、
いわんや、少女がなにを考えているのか
なんて、まったくわからない。お手上
げである。
未知の領域に踏み込んでいる、この作品。
テーマとしては、一見、平凡だが、よく
考えてみると、大人の思う普遍的な謎を
題材とした、重厚なテーマになってくる。
あなたは、なにを想っていると、考えま
すか？