古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

愛してると言わせて    内館牧子

2020-11-11 09:48:11 | 本の紹介

角川文庫     1994年

 

雑誌に寄稿していた「ベティちゃんの地味なくらし」

 

を収めたもの。

 

フランス、フランス、と言うがなんということはない。

 

街は汚いし、犬のクソまみれの街だ。それにイタリアに

 

したって、文化度は恐ろしく低い。この度のコロナで露呈

 

してしまったではないか。ヨーロッパの文化度の低さが。

 

そもそも中世には人糞まみれの街だったところだ。なにが

 

ヨーロッパだ、とボクなんかは思うけどね。欧米とひとくくり

 

にするのはだめだが、アメリカの意識の低さは笑ってしまう、

 

というには、あまりにもだめだめだったでしょう、トランプ

 

なんかは。

 

内館さんは大相撲好きだが、この前、TVで相撲を見て、力士の

 

その体がなんていっていいのか、乳房は垂れさがり、腹はぼって

 

りと出ていて、映しちゃいけないもののような気がしてゾッとし

 

た。でも、この本を読んで、力士にもそれぞれの美学があり、

 

特に曙の転がした相手に背中を見せない話などは、今の引退後の

 

曙を見ていたらちょっと信じられないくらいの美しい横綱だった

 

んでないの、といいたくなる。

 

ボクはそもそも相撲の国際化ってものには反対だ。鎖国を貫くべきで

 

あったと思うのだが、それは、まあ、古いんだろうね。けど、モンゴル

 

人の相撲レスラー見てなにが楽しいんだろうね、とふと思うおれっち

 

だった、ぐわし……合掌。

 

コメント
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