古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

現代作家ガイド3  ウィリアム・ギブスン

2020-10-07 09:14:39 | 本の紹介

巽 孝之(編著)   1997年   彩流社

 

W・ギブスンという作家をフツーに読んで、読み

 

解くというのはなかなか骨の折れる作業だ。

 

だいたいなにを書いてあるのかよくわからない。

 

というのが一般的な感想だろう。

 

そのフンイキを楽しむのもアリかもしれないし、

 

言葉のリズム感を堪能するのもアリかとも思うが、

 

たいてい、この人の作品は詩なんだと思う。

 

この本はW・ギブスンについての書評であり、人と

 

なりについて、作品についての恰好のテクストになって

 

いるが、これまた、わかりづらい。

 

ボクは40パーセントくらいしかわからなかった。いや、

 

見栄を張った、さっぱりわからなかった。いやはや、2001

 

年ころにニューロマンサーは読んだが、そのときはどう

 

だったっけなあ。わかったふりをするだけ、理解者ヅラを

 

していたと思う。

 

この本に収録されている「ダンボール都市13景」はけっこう

 

おもしろく読んだ、うん、読みやすいことは読みやすかったよ

 

、ぐわし……合掌。


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