小雨予報だった7月の初め、修理を4月に終えて拝観が可能となった平等院を訪れた。梅雨空の元、雨は降ったり止んだり、時には強くの生憎の天気だった。が、寺院を拝観する時の雨は情緒があって悪いものではない。”心静かに”の気持ちが強くなる▼写真1は広い阿字池(浄土池)の右前方から見た平等院鳳凰堂である。鳳凰堂はこの阿字池で周囲を囲まれている。祀られる阿弥陀如来坐像、雲中供養菩薩52躯を拝観するためには写真の右側に掛かる橋を渡って入る▼写真2は鳳凰堂屋上に祀られる鳳凰である。平等院鳳凰堂の建立は1053年であるがこの時に作られた鳳凰は現在は境内の鳳翔館に祀られている。飛び立つ瞬間の姿は気品がある▼写真3は阿字池から見た鳳凰堂の正面である。扉が開かれている時は丸い穴から阿弥陀如来坐像のお顔を拝顔できる。雨の向こうにぼんやりだがお顔が見える▼写真4は鳳凰堂を左に回りきったところに咲く睡蓮の花である。ハスの花と睡蓮を合わせて蓮華と言うようだ。仏教とともに伝来している▼ところでこのハス、根茎が蓮根(レンコン)と言うことを知らない人も多いのではなかろうか。レンコンは茨城県そして徳島県で多く栽培されていることを知った。そう言えば徳島県へ里帰りした時、帰り道に通る鳴門市の道路脇でまだ青いレンコンを”これは美味いよ”の勧めで買って帰り、その美味しさに驚いたことがある。その後、何度か探したが帰省の時期が悪いか行き当たらなかった。”今一度”の思いである。 別HP”望郷+田舎暮らし日記”の小旅行欄に平等院を追加しました。→http://netowl1949.webcrow.jp/tabi19.html
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