気のせいかも知れないが冬場になると鳥が近くに寄って来る感じがする。暖かい時期は遠くで眺めていることが多いが寒い今の時期は近くに止まり逃げない。この時期にだけいる鳥もいて人を恐れないのかも知れない▼写真1、2は異なる日に来た百舌(モズ)でどちらも棒樫に止まっている。”もずが枯木で鳴いている おいらは藁を たたいてる 綿びき車は おばあさん コットン水車も 廻ってる”と言う唱歌を紹介したことがある。サトウハチロー氏が昭和10年に詩集で発表した。歌の題名は”モズが枯れ木で”でモズが主役である▼モズの習性で速贄(はやにえ)と言うのがある。獲物を捕まえ木の枝とかに突き刺しておくのである。我が家でも長く鋭い刺のあるナツメの木でカエル、バッタなどが刺されているのを見かけ、ギョッとすることがある。”はやにえ”の目的は縄張り説、貯食説などあるが判明していないようだ▼モズが止まった状態で長い尻尾を上下に絶えず動かす姿は見ていて飽きない。顔と言い、動作と言い何とも言えず愛らしい。HPの”近くの生き物”を更新しました。→http://inakaikeda.iza-yoi.net/tori.html
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