時々激しく降る雨の中、到着するころには青空!を期待して早朝6時から和歌山県の寺巡りに出発した。雨が降ったり止んだりの高速道路を一喜一憂しながら車は走る▼9時過ぎに有田市に入り2~3の寺を廻った。昼食を済ませ根来寺に着いた時には快晴までは行かないまでも雨は上がっていた。写真1は大塔である。多宝塔で最大で高さ40m、横幅15mに圧倒される。三重塔で最大の薬師寺西塔(34.1m+30cm)より大きい▼写真2は名勝浄土池に浮かぶ聖天堂である。分かりにくいが一面のスイレンを写真3に、拡大写真を写真4に示す。水に浮かぶように咲いているスイレンの花は静かな心にさせる▼前記の全面のスイレンより分かりにくいが聖天堂の欄干の先についているのは擬宝珠である。写真3,4は若い花序がこれに似ているとのことで名前となっているギボウシ(擬宝珠)の花である。日陰でも問題なく育つことからよく栽培されているようだ▼根来寺と言うと私の頭は根来衆→火縄銃→NHKドラマ黄金の日々→織田信長狙撃→杉谷善住坊→俳優川谷拓三へと展開する。善住坊が根来衆であったかどうかは定かでないようだ。私には川谷拓三氏が善住坊である。狙撃の場面そして残酷だったノコギリ挽きの刑は今も脳裏に焼き付いている。
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