この実を見て、子供の頃の遊びの1つで”竹鉄砲”と言うのがあったと思い出した。写真1は門の前に生える龍のヒゲである。女房が揖斐川の土手から採取してきて植えたものである。注意深く見ると青い実が生っている(写真2、3)▼竹鉄砲はこの実より少し小さい穴の竹を筒として更に細い竹で突棒を作る。そして、先ず1個の玉(実)を突棒で筒の奥へ詰め、もう1つ玉を入れ、後ろから押す。こうすることで筒の中で空気が圧縮されて前の玉が音とともに勢い良く飛び出すのである。かなり威力があり、箱を狙って遊んだ▼写真4は庭に広がってきた玉竜である。こちらは3年前、私がホームセンターから買ってきてせっせと植えた。大分、隙間が埋まってきた。玉竜は龍のヒゲの改良品種と言われており、こちらにも同じような実がなる▼子供の頃の畦道などには龍のヒゲがたくさんあり、せっせと取り仲間で撃ちあったものである。竹鉄砲を作ること自体が遊びで作る早さ・出来具合の競争だった。自慢そうな友の顔が浮かぶ。私は?まあ、そこそこだった気がするが・・・。
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