雪の便りが届き始めた。嬉しくもあるが恐れもある。雪景色の美しさは何事にも代えがたい。水墨画によく形容されるがすべての物が白いキャンバスに浮かぶように見える。寒くないならその変化を長時間、楽しめる。一方、寒さに弱い私には冬はキツイ。耐え忍ぶか・・・温泉でゆらりゆらりか。
冬の代表的な花山茶花が盛りである(写真左)。2本あるがどちらも八重の花弁である。似たような花が近くに咲いていた。こちらは椿である。こちらも八重である。よく見ると微妙に違う雰囲気を漂わす。
ツバキは早いものでは秋口から咲き始める。木編に春と書くのだから春の花だろうと考える。が、早い種では9月終わりごろから咲き始めるようだ。下の写真は膨らみつつある椿の蕾である。寒い時に咲く花弁は傷みやすい。ゆっくりで良い、まだ寒い、暖かい春の来るのを待とうと言いたくなる。
”待つ”と言うことでは今も覚えている出来事がある。大阪に住んでいた20歳の頃に女性と戎橋で待ち合わせた。何時に待ち合わせたかは覚えていないが15分ほど過ぎた。携帯電話のない時代、何かあったかと考えながら帰った。その夜、電話が来た。50分後ぐらいに来られたようだ。そして曰く”女性を1時間ぐらい待てへんの?”。今なら携帯電話が通じなくとももう少し待てそうな気がする。30分ぐらいかなー。また言われるかなー、”1時間くらい待てる広い心を持とう!”。ハイ、1時間を目途にします。あなたは何分待てますか?
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