花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

4月30日(旧3月30日)穀雨末候 牡丹華(ぼたんはなさく)白雪草 ジュウニヒトエ(十二単)ジャコウアゲハの誕生 

2022年04月29日 | 出来事

 今週は2日間、雨に恵まれた。二十四節気”穀雨”の頃、恵まれたと記したが火曜日の夜半は激しい雨、生まれたばかりの金魚の幼魚が入れ物から飛ばされるのではないかと雨除けのカバーを豪雨の中で施した、何とか無事で済んだ。シラユキソウ(白雪草)が淑やかな風情を見せる。

  

こちらはジュウニヒトエ(十二単)。門の傍から広がり始めた。シラユキソウもジュウニヒトエも強い花、そろそろ減らす対応が必要の時期だ。

  

 今回は飛んでいた生き物を紹介したい。先ずはトンボだ。俳句の世界ではトンボは秋の季語だが晩春辺りから飛び始めるようだ。先週、シオカラトンボとイトトンボを見た。そして今週はこれ、初めて見るトンボだ。カワトンボの1種ではないかと思うが定かではない。

  

 散歩時に見かけた鳥だ。タカ・トンビの類だと思うがこれも正式名がわからない。調べたところではノスリかと思うのだが・・・。

  

 そして、ジャコウアゲハ蝶だ。最初の写真は今年初めて羽化したジャコウアゲハで4月初旬だった。まだ生まれたばかりで羽が伸びきっていない。そして物置での誕生と続いた。最初のはオス、2羽目はメス蝶だった。

  

 ジャコウアゲハに限らないと思うが雄蝶は雌蝶を探している。子孫を残すと言う本能だろう。写真は利休梅で合体した蝶だ。上部にいるのが雌蝶だ。この状態は1時間以上続いた。雌蝶が掴まっているのに耐えきれず地上に落ちてもそのままの状態を続ける、何度かその現場を見かけた。また、合体している所に雄蝶が来て3羽が絡まった光景も1度や2度じゃない、本能の強さとしか思えない。そして何とか間に合ったウマノスズクサの葉に産み付けられた卵だ。まだ、孵化した卵はないが来週にはぞろぞろと幼虫がウマノスズクサを這い、葉を食べ始める光景が見えそうだ。

  

 明日は4月晦日30日だ。早いもので今年も早3分の1が終わる。穀雨末候”牡丹華(ぼたんはなさく)”だがまだ花は見ていない。近くに牡丹園があるがボチボチと咲き始めるているのだろうか。ジャコウアゲハのサナギが羽化しホッとしている。ジャコウアゲハはサナギで越冬するのを知ったのは3,4年前。最初は軒下とかのサナギはそのままに、木の枝に付いたものとかを獲ってきて板材に張り付けトイレなどに置いていた。これで育つのだが家の中は外の環境より暖かいためか早く羽化し、幼虫の餌となるウマノスズクサがまだ十分には育っておらず、やきもきしたものだ。”越冬するサナギは獲って来ても放置しておいてよい”の情報を得たので、昨年11月に獲ったサナギは空いた菓子箱に入れて外に置き、3月終わりごろにいつもの年と同じように板材に張り付け、トイレに置いた。結果的にはサナギを集めたときに”これは大丈夫そう”と思ったサナギはほぼほぼ羽化した。飛ぶ蝶を見ながら”冬は菓子箱に放置されていた”とは知らんだろうな、とニヤリ。

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