花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

8月3日 大暑末候 大雨時行(たいう ときどきふる)オトギリソウ(弟切草) カノコユリ  ヒオウギ ドローンによる消毒

2022年08月02日 | 出来事

 8月に入った。6月末の早い梅雨明けからの1週間も暑かった。が、先週半ばの2度目の梅雨明けらしき後も同じような暑さが続いている。特に昨日・今日そして明日は危険な暑さとなるようだ。青色に遅れたが白色の桔梗も咲き始めた。

  

 庭のあちこちでオトギリソウが咲き始めた。漢字で書くと弟切草、何とも物騒な名前と思いながら調べて見る。”この草を原料にした秘伝薬の秘密を弟が隣家の恋人に漏らしたため、兄が激怒して弟を切り殺し、恋人もその後を追ったという伝説”から来た名のようだ。葉・茎が止血など民間薬として使われてきたとか。

  

 前回、紹介したグロサリオと似た花が咲いている、カノコユリだ。カノコユリはここまで花弁がくねくねしていないものが多いようだが我が家の花はご覧の通り曲がりくねっている。育てている人の心を反映しているの声も・・・。漢名は鹿の子百合、花弁の模様が小鹿の柄に似ていることからの名のようだ。 

  

 家の周りの通路で咲くヒオウギ(檜扇)だ。今年は株が増えた。6月20日に20cmぐらいの茎に咲くヒメヒオウギを紹介したがこちらは50~60cmぐらいの高さがある。ヒオウギは先日行われた京都祇園祭の厄除けの花としても知られている。可憐な花だ。

  

 先日、庭先で作業をしていると大音響が聞こえる。前の道に出て見ると1m角以上あるドローンが高さ4~5mの高さで飛んでいる。水田の雑草駆除用薬剤を蒔いているとのことだ。消毒方法を尋ねると四角い田の対角線上の2点をセットし、高さを決めると後は自動操縦で行ったり来たりしながら薬草を蒔いてくれるようだ。3枚の田が30分かからず終了した。

  

 明日8月3日(旧7月6日)は七十二候 大暑末候 大雨時行(たいう ときどきふる)だ。大暑の今頃は入道雲が湧き、時として激しい雨が降るの意味だ。ひと時の清涼をもたらすの喜びもあったのだろうと思える。大暑も後5日、8日は立秋だ。暦の上では秋になる、この暑さ・・・我慢我慢。

  

 ヒヨドリも暑さ厳しいか、このところ毎日のように水浴びに来る。鳥の水浴びは羽に虫などが付くのを払い、毛繕いを行なうため行水は年中行なうようだ。今回、珍しく2羽で来た、初めて見る光景だ。連れ合いを連れてきたかと思ったがどうも違う。よく見ると一つは小さい。子供に水浴びを見せているのかも知れない。鳥は餌をとることを手始めに全て見せることで教えるとか。子供と思える方が大きな口を開け鳴いている、”ダメだよ、出来ないよう”と叫んでいるように見えるが・・・。

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