ともかく、多いんだよ、韓ドラコンテンツ!
どれもまぁまぁそこそこにゃ面白いんだけど、せっかくの映画・ドラマ鑑賞タイム、無駄にはしたくないんでね。
これは!って飛びつくだろ、で、数回見て、がっかり、またお気に入り探しの旅に出る、なんてちょくちょくで、夢中でかじりついた作品も、最終回に近くなると、あぁ、また、ドラマのつまみ食いで彷徨うのか!って、憂鬱な気分になっちまうんだなぁ、これが。
ユーチューブなんかで、お薦め韓ドラ5選とか、今年のベスト3とか、いろんんな動画もあって、まっ、それも役に立たないわけじゃないんだが、うーん、好みの傾向がねぇ。
面白い、ってだけじゃなくて、嗜好が同方向って紹介人が欲しいよなぁって思うわけだよ。信頼できる人とかサイトとかね。
ってわけだから、思いがけずばったり出会えたりすると、もう、嬉しくってね。”エアーリボルーション”、桐野夏生のゲストの回、なんと、「自作と韓ドラを語る」だってよ。おぉ、居たかここに!韓ドラファンが。さらになんと、なんと、相手する島田雅彦も熱中組なんだってよ。
もう、嬉しくって、彼らが紹介の韓ドラ作品、すぐさまNetflixのマイリストに組み入れた。『グローリー』と、『私の夫と結婚して』の2作、評判になってるのは知ってたけど、題材とかシチュエーションが、ちょっと俺向きじゃないかなぁ、って敬遠してたんだが、二人が薦めてくれるなら、そりゃ見るさ、当然。
なんか、韓ドラ好き!って聞いたら、彼らの作品さらに読みたくなってきた、って、ファンの推し意識って恐ろしい。
もう一つの遭遇。
"デモクラシータイムス"の"徐台教の韓国通信"、この年末特番!がまたまたなんと!「映画とドラマで知る韓国近代史」!!
これ、2度見しちまったぜ。
2回目は停止してはメモとりながら。
韓ドラ楽しむためにも韓国の歴史は知っておきたい、ってか、韓国の歴史作品は素晴らしいものが多いのさ。
植民地時代の抵抗運動とか、朝鮮戦争での二国分断の悲劇とか、その後の独裁政権下の権力闘争とか、光州民主化闘争とか、軍事独裁政権の打倒闘争とか、この間起こった戒厳令騒動、今も緊張状態あって、沢山の市民が国会周辺を埋め尽くしているけど、そんな粘り強く命をかけた戦いができる理由にある背景も知ることができる。
韓国じゃ、大きな歴史的変動のたびにきちんと映画が作られ、それがまた、エンターテインメントとして成り立っていながら、歴史的史料価値もあるという歴史もののお手本のような作品が多いってことも驚きなんだ。
そんな貴重な名画の数々が、歴史の区切りごとに数本ずつ紹介されている。もう、これも夢中になって、アマプロやネトフリを探し回って、マイリストとかお気に入り保存した。
映画が多いのでアマプロに入っているものが多かったかな。あと、U-nextにも数本あって、これはまた、無料お試し期間が設定されたら見ることにしよう。そう、番組の最初に紹介された『緑豆の花』東学農民革命の話し、は前回のお試し期間利用してただで見せてもらったんだっけ。今度もまた頼むよ太っ腹U-nextさん。
この特番のゲスト案内人は、高山和佳さん、この人も信頼できる、作品のラインアップが質量ともに間違いないもの。この人も要チェックだな、これからもお世話になろう。歴史もの以外のお勧め、『海街チャチャチャ』や『椿の花咲く頃』や『私たちのブルース』も素直に次回見るに繰り入れた。
まずは、案内人だよ、この韓ドラの深く豊かな森を探索するには。