ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

お年寄りは大切に!食べものも大切に!!

2012-06-17 21:45:14 | 教育
 さすが二回目ともなると、ゆとりだ。7時から始めた準備だったけど、9時にはすべて完了して、余裕のお茶のみまでできた。
 味の方も前回のアドバイスを生かして、やや濃いめの味に整えた。そう、ここいらのお年寄りは味濃いめなんだよな。減塩なんてお呼びじゃない。でも、みんな長生きなんだから、まっ、いいってことか。

 前回の反省は味付けだけじゃない。料理の配置も変更した。バイキングなんだからと、中央のテーブルに料理を並べて自由に取ってもらう形から、各テーブルに全部の料理の皿を並べるようにした。こうすると料理を取りに立って歩かなくてもよい。お年寄りにとって、立って歩くというのがかなりの負担なんだってことを前回に学んだからなんだ。座ったまま食べたい料理に手が伸ばせる、この形式は成功だった。料理の減り具合がずっと大きくなった。テーブルに寄ってはほとんど平らげてくれた所なんかもあって、食べる方も、作った方も満足の会食だった。

 お茶の接待も生徒たちがするように仕組みを作った。これも好結果となって、お年寄りと高校生との会話はおおいにはずんだ。まっ、慣れたからってこともあるだろうけど、多くの生徒がお年寄りとおしゃべりできて喜んでいた。もちろん、お年寄りにとっても心浮き立つ時間だったと思う。

 そのせいか、終了時には、一人の男性が立って謝辞を述べてくれるというハプニングもあった。満足してくれたんだよなぁ、きっと。嬉しい瞬間だった。申し込みをしていないけどいいか?なんて3人グループも来てくれたり、前回も来たんだけど、楽しくてまた来た、なんてお年寄りもいたりして、この取り組み、確実にお年寄りの間で評判になりつつあるのを感じた。残るは、7月16日(月)海の日の一回だけ。今度は会場も農村環境改善センターホールと広いところなので、どどーんと5~60人来てくれるいいなぁ。

 前日も5時間の下ごしらえ、本番の今日も朝6時半から片づけの終わる16時までフル回転で頑張ってくれた生徒たち、これも着実に成長しつつあるなぁ。嫌な顔や疲れた表情を見せなくなった。それと何より素晴らしいのは、残り物をみんな持ち帰ってくれたことだ。小さな持ち帰りようブラパックにぎゅうぎゅうに詰めて全部の料理を持ち帰ってくれた。それでも残ったものは、定期公演前で頑張っていた演劇部がすべて処分してくれた。いいことだな。気持ちよいことだ。

 お年寄りは大切に!食べものも大切に!!







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