大豆、散々!鳩にやられ、山鳥についばまれ、モグラ、ネズミにかっさらわれて、まともな発芽は半分以下。補植用、たくさん播いておいてよ、ってよっぽど口から出かかったけど、指図されるの嫌いな神さんの作業、ぐっとこらえてやり過ごした。ら、この始末!補植用も食われてまるで足りない。ヘソ曲げられても一言、言っておきゃよかった。
発芽の悲惨な様子見てハウスに播き直した補植用第2弾も、不足。うーん、なんでこうピッタリ過不足なしにこだわるんだ?余るくらい多めに播いときゃいいのに!ってぶつくさ言いながら、炎天下の補植作業。延々と穴掘って、水入れて、1本ずつ大切に移植する。が、案の定、9列のうち5列終わったところで苗が切れてそこまで!
やれやれ、株の欠けた畝を中耕したり土寄せしたり、って、かなりうんざりなんだよな。この先の管理作業が今から思いやられるぜ。
苛立ちマックスで、写真なんか撮る気分にもなれず、うーん、このまま仕事終えると精神衛生上よくない。なんかないか?よしっやったぞ!って作業は。
そうだっ、里芋にもみ殻堆肥を撒こう。
里芋植えた場所、土がかんかちこん。耕耘後に隣りの田んぼから水が溢れてぐっちゃぐっちゃ、団粒構造が破壊されて乾いた粘土になっちまってんだ。管理機も入れたし、土寄せもしたんだが、一度壊れたふかふか構造は戻らない。有機質を入れて土作りやり直すしかないだろう。
もみ殻に米ぬか、有機ボカシ混ぜて、糞尿を播いて発酵させた堆肥、この暖かさで上手に仕上がってるから、あれ使おう。肥料袋12枚に詰め込んで畑に運ぶ。畝の間にだだーっと広げて行く。
おお、なんか、里芋もきれいに装われて、嬉しそうじゃないか。この先、何度も土寄せを繰り返す里芋、そのたんびもみ殻堆肥が畝の土に混ざってふっくらほっこりの土に変わって行くはずだ。よし、気分上昇。
隣りの畑を見れば、カボチャがすっかり稲わらマルチで覆われて、これまた、心地よさげ。
この丁寧な藁敷きは神さんの仕事だ。グイグイ葉を広げ、蔓を伸ばすカボチャの姿見てたら、大豆の不満もあらかた消えた。
そう、人間はこうやって気分をあちこちでやり過ごしながら、心の平穏を保っているわけだよ。
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