11月1日、桜井市広報「わかざくら」より、風呂坊古墳群発掘調査に関する記事が公開されました。
[8/8掲載分]
奈良新聞の報道を見ると、今回新たに見つかった風呂坊古墳群の古墳は2基で、ともに横穴式石室をもつ全長15-20mの円墳であった。風呂坊4号墳、同5号墳と名付けられた。
そのうち5号墳(6世紀前半―中ごろ)は残存状況が良く、壁や天井石の一部、閉塞石もあった。
石室の奥では馬具類などのほかに須恵器や土師器が見つかった。
[参考:8/8奈良新聞、前出]
なお、風呂坊4号墳は平成19年度の第3次調査で見つかっており、「桜井市19年度発掘調査速報」として桜井市のHPの「文化財」で発表されている。
それによると、第3次調査では、径約20mの円墳(4号墳)の存在が明らかとなり、その東側部分では木棺墓が見つかった。この木棺墓からは、棺の緊結に使用された鉄釘や、棺外に副葬された土器が出土しており、これらの遺物から7世紀前半頃の時期が考えられる。
この木棺墓から北東約70mの位置には、大型の家形石棺で知られる艸墓(くさはか)古墳が存在し、時期的にも近接するものであり両者の関係性が注意されるところ。
と、記されている。
[参考:桜井市HP→文化財→桜井市19年度発掘調査速報]
[8/8掲載分]
奈良新聞の報道を見ると、今回新たに見つかった風呂坊古墳群の古墳は2基で、ともに横穴式石室をもつ全長15-20mの円墳であった。風呂坊4号墳、同5号墳と名付けられた。
そのうち5号墳(6世紀前半―中ごろ)は残存状況が良く、壁や天井石の一部、閉塞石もあった。
石室の奥では馬具類などのほかに須恵器や土師器が見つかった。
[参考:8/8奈良新聞、前出]
なお、風呂坊4号墳は平成19年度の第3次調査で見つかっており、「桜井市19年度発掘調査速報」として桜井市のHPの「文化財」で発表されている。
それによると、第3次調査では、径約20mの円墳(4号墳)の存在が明らかとなり、その東側部分では木棺墓が見つかった。この木棺墓からは、棺の緊結に使用された鉄釘や、棺外に副葬された土器が出土しており、これらの遺物から7世紀前半頃の時期が考えられる。
この木棺墓から北東約70mの位置には、大型の家形石棺で知られる艸墓(くさはか)古墳が存在し、時期的にも近接するものであり両者の関係性が注意されるところ。
と、記されている。
[参考:桜井市HP→文化財→桜井市19年度発掘調査速報]