歴歩

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京都大学総合博物館 1916年英国寄贈の鳥のミイラ(木乃伊)は2000年前のトキと判明

2010年04月20日 | Weblog
 京都大総合博物館は19日、1916年に英国の財団から寄贈され同館が保管していた鳥のミイラ2体をエックス線で撮影したところ、約2千年前のトキであることが分かったと発表した。古代エジプトでは、トキは「トト神(トート神とも)」と呼ばれる学問や知恵の神としてあがめられていたという。関係者は「大学にふさわしい贈り物」と調査結果に驚いている。
 同館によると、ミイラは1914年ごろに英国の調査団がエジプトで発掘。調査への寄付の謝礼として「日本考古学の父」濱田耕作京都帝国大教授に贈られた。大きいほうは、長さ約40cm、幅16cm、高さ15cmで褐色の麻布に巻かれており、博物館は種類を特定しないまま「鳥の木乃伊(ミイラ)」として保管していた。
 エックス線をテーマにした企画展にあわせて撮影したところ、二つ折りにした両脚の間に長いくちばしを挟むようにした鳥の姿がくっきり現れた。さらに骨格を調べ、くちばしの構造などからトキと断定した。
 約3千年前からエジプトでは、神としてあがめる動物をミイラにする宗教的な慣習があった。巻いていた布に黒い縁取りがあったことから、時代を割り出した。
 エジプトではこの時代のトキのミイラがほかにも発見されているという。
 画像は同館で4月28日~8月29日に開催する企画展「科学技術Xの謎」で公開。ミイラは5月12日~6月13日まで公開する。
[参考:共同通信、読売新聞、毎日新聞]

トキだった!京大に寄贈のミイラ、X線調査(読売新聞) - goo ニュース
ミイラは2千年前のトキと判明 京大保管、X線で撮影(共同通信) - goo ニュース




キーワード:濱田耕作、浜田耕作、浜田青陵
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