赤穂市教委は4日、同市上浜市で弥生時代中期(紀元前2世紀頃)から室町時代後期(17世紀)にかけての建物跡群が見つかったと発表した。浜市遺跡と命名した。
奈良時代以降に洪水に見舞われ、集落全体が流されたとみられる痕跡も確認された。
水田の表層から約15cm下の層で、鎌倉・室町時代(13~17世紀)の掘っ建て柱跡が28カ所見つかった。近くに炉の跡があり、何かの工房跡と見ている。その下層には洪水で運ばれてきたとみられる土砂が厚さ約25cmにわたり堆積。さらに下層には、飛鳥~奈良時代(7~8世紀)の掘っ立て柱建物の柱跡4カ所、弥生中期の柱穴跡や土坑などがあった。土坑からは火にかけて使ったすすけた土器の破片も出土した。
[参考:毎日新聞、朝日新聞]
奈良時代以降に洪水に見舞われ、集落全体が流されたとみられる痕跡も確認された。
水田の表層から約15cm下の層で、鎌倉・室町時代(13~17世紀)の掘っ建て柱跡が28カ所見つかった。近くに炉の跡があり、何かの工房跡と見ている。その下層には洪水で運ばれてきたとみられる土砂が厚さ約25cmにわたり堆積。さらに下層には、飛鳥~奈良時代(7~8世紀)の掘っ立て柱建物の柱跡4カ所、弥生中期の柱穴跡や土坑などがあった。土坑からは火にかけて使ったすすけた土器の破片も出土した。
[参考:毎日新聞、朝日新聞]